Technobahnの記事「全米科学財団、ネット監視システム「ダークウエブ」計画を始動」によると、全米科学財団がダーク・ウェブという計画開始を発表したそうです。
目的はインターネット上でのテロリストの行動監視で、ロボット巡回、リンク分析、内容解析、意味解析などの技術を使ってテロリストの動向を探るそうです。
文章の癖を分析して書いた人の「文紋(Writeprint=文章の指紋)」を抽出する機能もあるそうです。95%の確率で文章を書いた人物を特定可能とのこと。
例えば2ちゃんねる等に書き込むと誰だか分かってしまうということですね。
日本語のサポート状況は不明ですが、テロ対策ということは各国言語にも当然対応しているはずですので、言語解析プリプロセッサー部分で日本語ライブラリーが組み込まれていれば可能な筈ですね。
いずれにしても、一つ間違うと、国家権力による国民の監視に繋がりかねない技術です。
あくまでテロ撲滅目的限定で使用いただきたいですが、その歯止めをどのように行っているのか、興味があるところではあります。