いい写真を撮影する上で、構図は言うまでもなく重要な要因の一つです。
ここでの一つのキーワードは、「黄金分割」です。
ITmediaにも9/19に「黄金分割でワンランク上を狙う」という記事が掲載されています。
一方で、自分が写真を撮る際をふりかえってみると、ほとんど無意識に構図を決めています。
いい写真を撮る上で「構図」と同様に重要なのは「シャッターチャンス」です。
従って、構図を決める際に黄金分割の構図を顕在意識レベルで時間をかけて考えるよりも、瞬時に潜在意識レベルで無意識に構図してその結果が黄金分割になっている、というのが理想です。
では、瞬時に無意識に黄金分割を身に付けるためにはどうすればよいでしょうか?
私の方法は、以下の2通りです。
・名画やいい写真を沢山見て、「よい構図」というものはどんなものか、潜在意識にたたきこむ
やはり、名画やいい写真の構図は素晴らしいですし、基本に忠実です。沢山の素晴らしい作品に接し、様々な黄金分割のパターンを見て、構図のよさを楽しむことが、自分の作品にも活きてくるように思います。
・実際に自分で沢山写真を撮り、自分の作品のセレクションに時間をかける
このセレクションでは、やはり構図がよいものが選ばれます。このセレクションの過程で、自分の構図がどうあるべきかを考え、肌感覚として身に付けることが、次回の撮影に活きてきます。
ちょっと遠回りかもしれませんが、確実に自分の身に付けることが大切なのではないかと思います。