オルタナティブ・ブロガーとして「走れ!プロジェクトマネージャー」を書かれている大木豊成さんが共著で出版された「ファシリテーターの道具箱」を読みました。
長~い会議で意見が収束せずに発散してしまい、参加者全員が疲れてしまっているのに、結論が出ない、ということは、誰でも経験があることだと思います。
この本は、そんな経験を減らすための手段が49個のツールとして具体的に書かれています。
非常にコンパクトにかつ分かり易くまとまった本で、これほどスッキリ読める本にはなかなか出会ったことがありません。
本書に「この中から自分にあったものを5つほどマスターすれば、実際にはかなり使えます」と書いてますが、まさにその通り。
実際、例えばプロジェクトリーダーに任命された際に、プロジェクトの性質を考えてこの本の中にあるツールのうちどれが最初の会議に使えそうかチェックしてみる、という使い方がよさそうです。
私も会社の机の上に置いておき、必要に応じてチェックしながら使っていきたいと思います。