私は勤務先で、タスク・チームのリーダーを担当させていただいたり、タスク・チームのメンバーとして参加する機会を多くいただきます。
さて、そもそもタスク・チームとは何でしょうか?
私が考えるタスク・チームの特長は、以下の通りです。
・特定の問題を解決することを目的とする
・参加者は複数部門にまたがる
・メンバーは専属ではなく、他の本業の傍ら参加する
・活動期限が決められている
本来マーケティングには、複数部門の調整を行いながら成果をあげる、ということが求められているので、マーケティング戦略を本職としている私にとってはある意味で本来的な仕事なのかもしれません。
この数年間、多くのタスク・チームを立ち上げてきましたし、他タスク・チームにも参加してきました。
今年も、あるタスク・チームに参加することになりました。タスク・リーダーではなく、メンバーとしての参加です。
このタスク・チームの最初の話し合いで、「そもそもこのタスクで何をやるのか、目的を定義しよう」ということになりました。
そこで、過去のタルク・チームで作成したケースを元にサンプルを作ってみてメンバーに提示したところ、何名かの参加者から「永井さんはこういうのを作るのが本当にうまい」と言われました。
私は、これまでタスク・チームで学んだパターンを踏襲していたつもりだったのですが、このことをきっかけに、実はこの経験とスキルはある意味で特殊なスキルなのかもしれないと気がつきました。
そこで、「タスク・チームを推進する際にどのようなことを考えていくべきかをブログでまとめてみたら、面白いのではないか?」と考えました。
既にこの領域で、私などよりもはるかに経験・スキルともに豊富な方々もおられると思います。
しかし、ブログに書くことで、そのような方々からのご意見をいただいて、さらに改善も図ることができるかもしれません。
そこで、あえて浅学を恐れずに、これから何回かに渡って、「タスクチームのススメ」と題して、書いていきたいと思います。
このようなタスク・チームを運営し、成果を挙げるには、色々な考慮が必要になります。
次回は、そもそもタスクチームはどのようにして立ち上がるのか、そのきっかけについて書きたいと思います。