自費出版で本を出し、1年後に商業出版で本を出す、という経験をしている人は、もしかしたら少ないかもしれません。
既にご紹介の通り、9月29日に秀和システム様より、2冊目の本『朝のカフェで鍛える 実戦的マーケティング力』が出版されます。(近日中にアマゾンで注文可能になる予定)
この本は、昨年自費出版した『戦略プロフェッショナルの心得』がベースになっていますが、中身は全く違う本になっています。
私は一般企業に勤める普通のビジネスマンです。
本を書く特殊能力を持っている訳ではありません。
本を出すための特殊なコネを持っていた訳でもありません。
平日はかなり忙しく仕事をしていますので本を書くためのまとまった時間もありません。
合唱団の事務局長や同窓会役員等をやっているので、プライベートで本を書くために使える時間は、普通の方よりも、むしろ少ない方かもしれません。
そのような普通の会社員である私が、どのようにして商業出版で本を上梓できたのかを、昨年同様、まとめてみたいと思います。
将来、本を出したいと考えるビジネスパーソンがどれだけ世の中にいるか分りませんが、このような方々のご参考になればと思います。
さて、昨年上梓した『戦略プロフェッショナルの心得』は、企画から出版まで4ヶ月間で完成しました。
この時の自費出版した経緯はブログで連載しました。こちらでもご覧になれます。
一方で、今回の『朝のカフェで鍛える 実戦的マーケティング力』は、ベースになる前著があったにも関わらず、2.5倍の10ヶ月間かかりました。この10ヶ月間のうち企画段階で半分以上を使いました。
今回の本は、かなり内容が濃く、かつ読みやすい本に仕上がったと思いますが、恐らくこの企画段階にしっかり時間をかけたことが、その理由だと思います。
では、どのような形で企画を進めていったのでしょうか?
次回から、本書の企画に入るまでのことを順を追ってご紹介したいと思います。
尚、この連載のバックナンバーは、こちらのカテゴリーでご覧になることができます。
著書のプロモーションについて
オルタナブロガーの永井孝尚さんが、著書『朝のカフェで鍛える 実戦的マーケティング