「『お客様は神様です』は、必ずしも正しくない」と考えると、見えてくること


こちらで紹介しましたように、「お客様は神様です」という考え方は、必ずしも正しくありません。

では、お客様は何なのか?

 

色々と考えてみると、

お客様は、大切な恋人

あるいは、

お客様は、無二の親友

という考え方が、しっくり来るように思います。

 

お客様は間違うこともあります。「お客様は神様です」と考えて、お客様の言うことに全て対応すると、必ずしもいい結果を招かない場合があります。

しかしお客様を、「大切な恋人」とか「無二の親友」と考えると、常に相手のことを理解しようと努め、仮に相手が間違っていたとしても、相手が幸せになるよう、努力し続けるのではないでしょうか?

 

一方、私達がだれと恋人や親友になる場合は、相手次第です。

ですから、

「自分が幸せにできるような人を、お客様として選ぶこと」

も、この考え方のポイントですね。

 

バリュープロポジションを定義する際には、相手のニーズの絞り込みが必要になります。

この時点で、「誰をお客様にするか」を絞り込んでいる訳で、バリュープロポジションを徹底的に考えることが、現代のマーケティングではますます重要であると思います。

 

さらに、自分が望む顧客との関係を構築する場合、ソーシャルメディアを活用したマーケティングは、非常に有力な手段になります。

まだまだソーシャルメディアの企業活用は始まったばかり。

バリュープロポジションをしっかり考えた上で、ソーシャルメディアを活用していきたいものです。