昨日の朝、方波見さんコーディネーションによる第12回目朝カフェ次世代研究会『ベンチャー企業経営者によるパネルディスカッション』を行いました。
今回のパネルディスカッションは以下の3部構成でした。
■ヒト:ヒトにまつわる苦労典型例と成功モデルケース
参加:坂本さん、大塚さん、種田さん
■モノ:自前主義の巨大企業に、どうやったら使ってもらえる商品・サービスを生み出せるのか?
参加:坂本さん、大塚さん、関さん
■カネ:売上収益確保→巨大企業との取引に向けたBtoB戦略
参加:坂本さん、荻澤さん、安河内さん
事前に方波見さんがしっかりと構成を作り込み、参加者と事前打ち合わせをされたおかげで、パネルディスカッションも実にスムーズ。
時間管理も的確。
いい感じで進みました。
Twitterのログをご覧いただくと、議論の様子がよく分ると思います。
ところで、朝カフェでは、いつも最初のオープニングで「今日のお題」に沿って各自自己紹介を行います。
普段は大木さんにオープニングを仕切っていただくのですが、今回ご出張のため、私がオープニングを担当させていただきました。
そこで、今日のオープニングのお題は
「会社勤めの人は、経営者になったら何をしたいか?経営者の人は、一社員に戻ったら何をしたいか?」
でした。
そこでの回答で印象に残ったのが、経営者である坂本さんと大塚さんのコメントです。
大塚さん「(社員に戻ったら) 土日、ちゃんと休みたい。今はどうしても仕事がある」
坂本さん「(社員に戻ったら) ボーナスが欲しい」
このようなことって、経営者を経験した人じゃないと分らないでしょうね。
深いなぁ、と思いました。
パネルディスカッションの議論でも、以下のような話がありました。
■社長ブログや本の執筆などで、会社の中身を外にさらけだすことで、本当に来て欲しい、いい人達が集まる。
■商品やサービスを作るのは簡単。その後、お客様の要望に応えて作り込むのが大変。継続することが大変
■毎月25日に給料を支払うが大変。入金は月末なので
■お金が払えないとその時点でゲームオーバー。自転車操業
■お金をもらえることをやらなければいけない。B2Cで夢を追うのではなくB2Bで実業に軸足を置く。お金をもらうのは真剣勝負。
実際に、ベンチャーの経営者にならないと、見えない世界があると実感しました。
方波見さん、坂本さん、大塚さん、種田さん、関さん、安河内さん、荻澤さん、
ありがとうございました!
次回第13回目になる『朝カフェ次世代研究会』は、柳下さんによる「Think Different」。
11月10日開催です。
これも楽しみですね。