3年間もあると、色々なものが変わる

坂本さんが、『「3年も経つと物事って本当に変わるものなのだなぁ」 #asacafestudy』というブログを書いておられます。

いやぁ、まさに坂本さんがおっしゃる通りで、3年も経つと本当に色々と変わりますね。

e-Jan Networksさんの有り難いご厚意でオフィスを早朝にお借りし、6:30AM開始の「朝カフェ次世代研究会」をスタートしたのが2010年4月。

第1回に集まったのは14名でした。

今はe-Jan Networksさんのオフィスは拡張して3フロアありますし、「朝カフェ」に40名集まったこともありますが、当時は1フロア。会議室も14名入ると一杯一杯でした。

考えてみると、当時の社名は「いいじゃんネット」様でしたね。

 

現在、色々と文章を書いていることもあって、「朝カフェ」を始めた頃に私が書いた本を読み直しています。

読み直しているのは、朝カフェ開始当時に既に出版していた「戦略プロフェッショナルの心得」。加えて翌2011年3月に書いた「バリュープロポジション戦略50の作法」

2冊とも当時は全力投球で書きました。しかし今読み返すと、その後3年間の経験で、反映すべき点も多数見つかります。

3年で本当に色々なことが変わるものです。

 

 

#asacafestudy 6月19日開催、第42回「朝カフェ」は永井千佳さんの「ビジネスリーダーのための安心、信頼の声をつくる」

本日6月19日の朝カフェ次世代研究会は、永井千佳さんによる講演「ビジネスリーダーのための安心、信頼の声をつくる」でした。

既に坂本さんブログで紹介くださっています。

 

今回、これまでの朝カフェとは大きく異なる点がありました。

それは新規参加メンバーの割合がとても多かったこと。

通常は新規参加メンバーは2-3名なのですが、今回は10名以上の新規参加メンバーがいました。NHK「サキどり」をご覧になったり、永井千佳さんのブログをご覧になって申し込まれた方々のようです。

 

講演の内容は、ITメディア・エグゼクティブでの1時間の講演を、朝カフェ用に40分に短縮したものでした。私は講演を聴くのは2回目でしたが、1時間分のエッセンスが凝縮されると、よりシンプルにメッセージが伝わって来ることを実感しました。

20分のQ&Aは、5分程オーバーして初参加の方々中心に活発に行われました。(写真は質疑応答の様子です)

意外なことに、声に悩んでおられる方々は、世の中ではとても多いようです。

Asacafe20130619

 

永井千佳さん、ありがとうございました。

Twitterでのつぶやきも、いつも通りまとめてみました。→リンク

 

前回から朝カフェは隔月開催になりました。

次回の朝カフェは、現在調整中です。追ってご紹介致します。

引き続き、よろしくお願いいたします。

 

 

 

【6月19日開催】第42回「朝カフェ」は、永井千佳さんの「ビジネスリーダーのための安心、信頼の声をつくる」 #asacafestudy

次回「朝カフェ」のご案内です。

6/19の『朝カフェ次世代研究会』は、オルタナティブブロガーの永井千佳さんです。

タイトル:「ビジネスリーダーのための安心、信頼の声をつくる」

講師:永井千佳さん

北海道函館市出身。桐朋学園大学音楽学部演奏学科卒業。ピアノの他、声楽、ビジネスのためのボイストレーニング指導も行い、企業でのビジネス・ボイストレーニング、また、エグゼクティブ・ボイストレーニング、「合唱チームビルディング研修」など、各種の教育研修サービスを提供している。

講演概要:

欧米の政治家やビジネスパーソンは、伝えるための声のトレーニングを行っています 。政治家や経営者の説得力があり信頼感を与える声は天性のものではありません。日本ではビジネスのボイストレーニングはまだまだ普及しているとはいえませんが声のトレーニングは他との差別化をはかることができるチャンスでもあります。ぜひ正しい発声を身につけて、今こそ、ビジネスの現場で言葉の力を発揮してみませんか。

(NHK番組「サキどり」の6月2日放映「カリスマはいらない!負けないチームが日本を救う」で、永井千佳さんの合唱チームビルディングが紹介されていますが、今回は合唱はなく、発声法が中心です)

日時:6月19日(水) 6:30AM開始

場所:株式会社e-Janネットワークス様オフィス

e-Janネットワークス社長の坂本さんと社員の皆様のご厚意で、早朝から会場を使わせていただいてます。ありがとうございます。

費用:無料

定員:40名 (定員に達し次第、締切)

 

なお、『朝カフェ次世代研究会』の概要は次の通りです。

1.会の目的:マーケティング視点で「次世代的なモノ」を色々と研究しようという会です。次世代的なモノがテーマですが、意外と忘れがちなマーケティングの基本についても、カバーします。

2.参加資格は3つだけ

(1).マーケティング視点で「次世代的なモノ」に興味があること(マーケティングを学ぶ意欲があればOK)

(2).6:30AMに遅刻せず、継続して参加できること (6:30AM以降は入場できません。ご了承ください)

(3).事前申込(ドタ参なし)、キャンセルは事前通知、他人に迷惑をかけない、といった、基本的なマナーを守れること

3.参加費用:無料です。

4.その他、注意点:こちらに書いていますので、熟読ください。

5.参加申込こちらお願いします。

(注意:「主催者に所属(企業名など)・役職情報を公開する」をクリックし、画面一番下の「参加する」ボタンをクリック下さい。申込完了するとメールが届きます。メールが届かない場合は申込未完了となります。申込未完了で当日来られた場合、参加をお断りする場合がありますのでご了承下さい)

「ものごとを変えるのは、強いパッションと、小さな一歩を踏み出す行動力」…かものはしプロジェクト村田早耶香さんに、会社で講演をいただきました。

昨年12月、「朝カフェ次世代研究会」でNPO法人かものはしプロジェクト共同代表・村田早耶香さんに、「カンボジアの子ども達の笑顔のために ~カンブリア宮殿、NHKで話題の社会起業家が語る~ 」と題してご講演をいただきました。→この時の講演の様子はこちら

19歳の女子大生だった村田さんは、東南アジアで起こっている児童買春のひどい現実に出会いました。

多くの場合は、ここで「ひどいことが起こっている」と共感して終わると思います。しかし村田さんはここで、具体的に行動を起こしました、

まず本当にこんなにひどいことが起こっているのかを自分で調べ、現実はもっとひどいことを知りました。そして大学の授業ジャックをして、このひどさを訴えて書名を集めるところから行動を起こしました。

様々な問題に直面しながら「かものはしプロジェクト」を立ち上げ、10年間継続して徐々に成果を生み出して行かれました。

 

村田さんのお話しから、「ものごとを変えるのは、強いパッションと、小さな一歩を踏み出す行動力。この二つがあれば、世の中は変えられる」ということを学びました。

「これは私だけが知っているのはもったいない。是非会社の仲間とも共有しよう」と思いました。

幸い、私は日本IBMのソフトウェア事業で人材開発の仕事をしており、「朝塾」という社内早朝勉強会を行っています。

そこで昨日の朝、村田さんをお招きし、ご講演をいただきました。

早朝からオフィスに集まった参加者は約60名。直後に実施したアンケートからは、参加者の真摯な声が伝わってきました。

「まず自分で行動しよう」「まず自分が情報発信することが大切」というコメント多数でした。

「ものごとを変えるのは、強いパッションと、小さな一歩を踏み出す行動力」

私たちは忘れないようにしたいですね。

また、「永井さんがオープニングで村田さんをお招きした理由(「パッションと行動を学んで欲しい)を明確に伝えたので、今回の講演の意図がよくわかった」とのご意見もありました。1−2分程度でも、オープニングはやはり大切ですね。

 

ご講演をいただいた村田様、サポートしてくださった川口様には感謝です。

 

 

#asacafestudy 4月17日開催、第41回「朝カフェ」は日高保さんの「伝統に学び風土が作る、心地よい住まいづくりの話」日本には日本の風土にあった家づくりがある

昨日4月17日の朝カフェ次世代研究会は、建築家であり「きらくなたてものや」代表の日高保さんによる講演「伝統に学び風土が作る、心地よい住まいづくりの話」でした。

 

私が日高さんに初めてお目にかかったのは、10年近く前のこと。

田園都市線・江田駅の近くにある自然志向系の店(今はなくなっていますが)で、日高さんが伝統工法の家作りをご紹介されていて、お知り合いになりました。

その後、日高さんが作られた家のお披露目会等に参加させていただいたりしました。

諸々の事情で私は家作りは断念し現在は借家住まいですが、日高さんはその後も活躍されていて、テレビ東京の人気番組「完成!ドリームハウス」にも伝統工法の家作りをする「匠」としてご出演されました。

今回、実に久しぶりに日高さんのお話しをお伺いしました。

 

今回、日高さんはこんな模型や…….

Photo

こんな部材を持ってきていただき….

Photo_2

伝統工法による家作りがいかに金属や合成素材を使わず、身の回りの木・土・竹・草といったもので作られているのか、それはいかに身体と環境にやさしいのかを、日本の歴史を紐解きながら、丁寧にご説明をされます。

私の父方の実家は、神奈川県津久井郡青根にある茅葺屋根の家でしたが、これが縄文時代の竪穴式住居の流れを汲んでいたというのは面白い発見でした。

10年近く前に「日高さんに家を作ってほしいなぁ」と思っていたのですが、またその気持ちが芽生えてきてしまいました。(ただ、気楽な借家住まいになれてしまったので、悩ましいところですが)

もし家作りをお考えの方がおられましたら、是非お勧めのお話しでした。

ちなみに、日高さんはこんなところでもお話しをする予定です。ご興味のある方は是非どうぞ。

茅ヶ崎エネルギーカフェ

大磯エネルギーカフェ

日高さん、ありがとうございました。

Twitterでのつぶやきも、いつも通りまとめてみました。→リンク

 

さて、今月から朝カフェは隔月開催になります。

次回の朝カフェは、2ヵ月後の6月19日(水)、永井千佳さんの「ビジネスリーダーのための安心、信頼の声をつくる」です。ITmedia Executive講演をパワーアップした内容とのことです。

引き続き、よろしくお願いいたします。

  

 

 

【4月17日開催】第41回「朝カフェ」は、日高保さんの「伝統に学び風土が作る、心地よい住まいづくりの話」 #asacafestudy

次回「朝カフェ」のご案内です。

4/17の『朝カフェ次世代研究会』は、テレビ東京の人気番組「完成!ドリームハウス」にも匠として出演された、建築家の日高保様にご登壇をいただきます。

日高さんのお話しをお聞きになると、家に対する考え方がきっと大きく変わると思います。

タイトル:「伝統に学び風土が作る、心地よい住まいづくりの話」

講師:日高保様

きらくなたてものや 代表。
神奈川湘南地区を中心に『きらくなたてものや』として、日本の伝統的な建築方法(伝統工法)によるセルフビルド方式での住宅建築を行っている。
「伝統的な工法で現代の空間を表現」「職人との対話で家を作る」「自然素材を基調に快適な空間を作る」「建物づくりの過程を大いに楽しむ」がモットー。京都大学工学部建築学科卒業。一級建築士。大手都市計画コンサルタント会社に勤務した後、2004年に独立。現在に至る。

講演概要:

ものづくりとは本来、環境と対話し、環境から生命をいただくことによって行われるということ、またそこに人間として大きな喜びがあるということを、家づくりを通じてお話しします。
また、本当の心地よさとは何か、ということを考える契機にしていただければ幸いです。

日時:4月17日(水) 6:30AM開始

場所:株式会社e-Janネットワークス様オフィス

e-Janネットワークス社長の坂本さんと社員の皆様のご厚意で、早朝から会場を使わせていただいてます。ありがとうございます。

費用:無料

定員:40名 (定員に達し次第、締切)

 

なお、『朝カフェ次世代研究会』の概要は次の通りです。

1.会の目的:マーケティング視点で「次世代的なモノ」を色々と研究しようという会です。次世代的なモノがテーマですが、意外と忘れがちなマーケティングの基本についても、カバーします。

2.参加資格は3つだけ

(1).マーケティング視点で「次世代的なモノ」に興味があること(マーケティングを学ぶ意欲があればOK)

(2).6:30AMに遅刻せず、継続して参加できること (6:30AMに入口を閉めますので、6:30AM以降は入場できません。ご了承ください)

(3).事前申込(ドタ参なし)、キャンセルは事前通知、他人に迷惑をかけない、といった、基本的なマナーを守れること

3.参加費用:無料です。

4.その他、注意点:こちらに書いていますので、熟読ください。

5.参加申込こちらからお願いします。

(注意:「主催者に所属(企業名など)・役職情報を公開する」をクリックし、画面一番下の「参加する」ボタンをクリック下さい。申込完了するとメールが届きます。メールが届かない場合は申込未完了となります。申込未完了で当日来られた場合、参加をお断りする場合がありますのでご了承下さい)

 

 

#asacafestudy 3月21日開催、第40回「朝カフェ」は三木雄信さんの「孫正義に学ぶ不可能なことを可能にする方法」不可能を可能にするのは、実は極めて理にかなった方法だった

昨日3月21日の朝カフェ次世代研究会は、ソフトバンクで社長室長として孫正義社長を支えてこられた三木雄信さんにご登壇いただき「孫正義に学ぶ不可能なことを可能にする方法」と題して講演をいただきました。

坂本さんのブログ大木さんのブログでもご紹介いただいています。

 

三木さんは、ソフトバンク時代からの同僚だった大木さんのご紹介でした。

私は三木さんにお目にかかるのは今回が初めてでしたが、パワーと独特の雰囲気のある方でした。

三木さんの話しが始まると、会場全体が話しに引き込まれます。不可能と思われる難題を矢継ぎ早に孫さんから突き付けられて、その幾多の修羅場をくぐり抜けてきた方だけが持つ凄みを感じました。

 

三木さんのお話しをピックアップしてみました。

■Sprintを買収すると、ソフトバンクは年間売上6兆円になるが、ソフトバンクの本質はベンチャーである。常にベンチャーマインドを持っている

■ベンチャーはそもそも経営資源がない。ソフトバンクはITバブル崩壊時、通信技術を社内で誰も知っている人がいない中でいきなり「ADSL事業をやれ」と言われた。強みと弱みを分析する通常のSWOT分析とは全く異なる世界

■ベンチャーは業界構造が固まっているところでは勝負してはいけない。将来の確率分布が分からない不確実な分野で挑戦しなければならない。そして挑戦し続けないといけない

■実際、ソフトバンクは通信業界に何回も挑戦し続けて今がある。その元には「遠くを見る」(=無線インターネットの実現)がある。挑戦し続けることが大事。

■不確実なものに挑戦し続けること。当然失敗も多いが、挑戦し続けることで成功も近づく

■ソフトバンクはやりたいことのためにひたすら外部資源を調達してきた。ベースがなかったADSLの時とは異なり、日本テレコム買収時には既にADSLユーザー500万人がいた。これを日本テレコム買収で倍増させシナジーを生むストーリーで金融機関からお金を調達した。次のボーダーフォンも同じ。

■複利で回すのすごさを孫さんはよく分かっている。成長が年率4%なら二倍になるのに18年。年率5%なら15年。年率25%なら3年。

■だから毎年積み重なっていくプラットフォームになる事業に取り組んでいる。積み重ねがない事業は難しい。(例えば当たり外れの大きいゲーム) プラットフォームで積み重なる世界で、複利の効果を目指すこと。=土俵を決めること。そしてナンバー1になること。

■人のやらない事業だから(=嫌がる事業だから)、ナンバー1になれる

■日本で一人しかやったことがない事業なら、ナンバーワンになって食っていける

■そして最初は入りやすいところから入る。Appleも最初は分かりやすいiPodから入っている。シンプルで入りやすい場所から入る。そしてわらしべ長者を目指す。(one red paper clip project: 赤いペーパークリップ→ボールペン→ペーパーナイフ→ドアノブ→発電機…..→家になった)

■これは定価がない世界である。お金に換えていったら、クリップは絶対に家にならない。一番高く買いたい人と、一番安く売りたい人を見つける。一般的な市場取引は異なる世界である

■孫さんはよく「鮭の卵理論」と言う。鮭は1000個卵を産んで2匹が成魚になる。ソフトバンクも1000社くらい創業した。当たったのは20社くらい。それぞれの会社の掛け金は少ない。数億円程度。勝ち続けるのは、安く沢山クジを引くからである。沢山try & errorする。その掛け金を安くする交渉をする

■さらに自己組織化を目指す。いくつかの簡単なルール(外から資源調達など)で、あたかも統制があるかのように動くようにする。ソフトバンクは中と外の資源の区別がない。自然と回っていく組織を作っていく

■さらにリスク管理を徹底的にやっている。ボーダーフォン買収の場合も、買収金額を証券化することでリスクを徹底的に抑えた

 

お話しをお伺いして、分かっている積もりでいたソフトバンクの凄さについて理解がまだまだ不十分だったことを痛感しました。

しかしその方法は、よくよく聞いてみると極めて理にかなった方法。すごく勉強になりました。

三木さん、ありがとうございました!

 

Twitterは大木さんにTogetterでまとめていただきました。Togetterへのリンク

 

次回は4/17(水)、あの「ビフォー・アフター」にも出演された建築家の日高保さんに「伝統に学び風土が作る、心地よい住まいづくりの話」と題してご講演をいただきます。

今までとは一味違う建築の世界のお話し、とても楽しみです。

なお、4月から朝カフェは隔月開催になります。ご了承下さい。

引き続き、よろしくお願いいたします。

 

 

 

【3月21日開催】第40回「朝カフェ」は、三木雄信さんの「孫正義に学ぶ不可能なことを可能にする方法」 #asacafestudy

次回「朝カフェ」のご案内です。

3/21の『朝カフェ次世代研究会』は、大木さんのご紹介で、元ソフトバンク・社長室長のお立場で孫正義社長の右腕として活躍された三木雄信さんにご登壇をいただきます。

タイトル:「孫正義に学ぶ不可能なことを可能にする方法」

講師:三木雄信様

1998年にソフトバンク株式会社に入社。2000年より同社社長室長となる。Yahoo!
    BB事業の立ち上げやナスダック・ジャパンの設立、日本債権信用銀行(現あおぞら銀行)の買収案件などにプロジェクト・マネージャーとして関わる。

2006年にジャパン・フラッグシップ・プロジェクト株式会社を設立し、現在、同社代表取締役社長兼CEO。ベンチャーから上場企業まで数多くの社外取締役・監査役も務める。日本年金機構(旧社会保険庁)では理事(非常勤)として改革を進めている。政府の委員など多数。東北学院大学経営研究所特別研究員。元厚生労働省大臣政策室政策官。

講演概要:

ボーダフォン日本法人の買収やスプリント買収などの普通に考えれば、不可能に思えることを次々と実現してきたソフトバンクの孫正義社長。元ソフト
    バンク社長室の三木雄信がその不可能なことを可能にする孫正義の仕事術について語ります。なかなか書物に書けないこぼれ話もあります。

日時:3月21日(木) 6:30AM開始 …今回は3/20が祝日のため木曜開催です

場所:株式会社e-Janネットワークス様オフィス

e-Janネットワークス社長の坂本さんと社員の皆様のご厚意で、早朝から会場を使わせていただいてます。ありがとうございます。

費用:無料

定員:40名 (定員に達し次第、締切)

 

なお、『朝カフェ次世代研究会』の概要は次の通りです。

1.会の目的:マーケティング視点で「次世代的なモノ」を色々と研究しようという会です。次世代的なモノがテーマですが、意外と忘れがちなマーケティングの基本についても、カバーします。

2.参加資格は3つだけ

(1).マーケティング視点で「次世代的なモノ」に興味があること(マーケティングを学ぶ意欲があればOK)

(2).6:30AMに遅刻せず、継続して参加できること (6:40AMに入口を閉めます。ご了承ください)

(3).事前申込(ドタ参なし)、キャンセルは事前通知、他人に迷惑をかけない、といった、基本的なマナーを守れること

3.参加費用:無料です。

4.その他、注意点:こちらに書いていますので、熟読ください。

5.参加申込こちらからお願いします。

(注意:「主催者に所属(企業名など)・役職情報を公開する」をクリックし、画面一番下の「参加する」ボタンをクリック下さい。申込完了するとメールが届きます。メールが届かない場合は申込未完了ですのでご注意下さい

申込がなく当日来られた場合は参加できませんのでご了承下さい)

 

 

 

2月20日開催、第39回「朝カフェ」は、松山真之助さんの「会社の仕事をしながら、自分ブランドをいかに確立するか」自分ブランド確立の秘訣は●●●●だった! #asacafestudy

昨日2/20の朝カフェは、松山真之助さんのご講演「会社の仕事をしながら、自分ブランドをいかに確立するか」でした。

松山さんのご講演、私としては感無量です。

そもそも私が早朝出勤を始めたのは松山さんのご著書「早朝起業」を読んだのがきっかけだからです。

そして早朝出勤をしているブロガー仲間と一緒に立ち上げたのが。この「朝カフェ次世代研究会」なんですよね。

松山さんがこの本を書いておられなければ、私は早朝出勤もせず、恐らく朝カフェ次世代研究会は存在していなかったことでしょう。

ですので、朝カフェ次世代研究会で松山さんにご講演いただくのは私の夢でした。39回目にして夢が叶った訳ですね。やはり継続は力です。

講演をご快諾下さった松山さんには深く感謝です。

 

今回の講演、なんと35名も参加しました。こんな感じです。

Photo

これだけの人達が朝6時半から集まっている訳で、考えてみたらすごいことですよね。しかも前向きな、とてもいい空気感です。

そんな中を、松山さんは和やかな感じでお話しをされます。

 

松山さんのご講演は、聞く人に考えさせるようにすごくうまく工夫しておられます。

たとえば、いきなりこんな文字が出てきます。

「あの●●ね」

私はつい「あのねのね」と思ってしまうのですが(年齢がばれますが ^^;)、「あのxxやっている山田さんね」という感じで見られるかどうか、….というような意味です。

「人生●●作」

この前に松山さんは「美しい所作」という話をされていたので、私は「人生の所作」とボケたことを言ってしまったのですが、「人生二毛作」「人生三毛作」「人生×毛作」「人生×毛作」….という意味で、「一つの仕事(会社)だけで終わらない」というような意味です。

このようなお話しが続き、最後に松山さんは仕事をしながら自分ブランドを造りだす7つのヒントを紹介されていました。

1.気づいて、目指して、助走する
2.仕事の中で自分ならではを磨く
3.公私混同する
4.借り物、よそ者、変なものを試す
5.発信する
6.支援する
7.自分を信じる

全くその通りだなぁ、と思いました。

松山さんに感謝です。

Twitterの中継も盛り上がりました。

次回はいつもの第三水曜日が3/20春分の日で休日のため、3/21(木)に行います。

大木さんのご紹介で、ソフトバンクで社長室長として孫正義社長を支えてこられた三木雄信様にご登壇いただき「孫正義に学ぶ不可能なことを可能にする方法」と題して講演をいただきます。

私もとても楽しみです。

引き続き、よろしくお願いいたします。

 

 

【2月20日開催】第39回「朝カフェ」は、松山真之助さんの「会社の仕事をしながら、自分ブランドをいかに確立するか」 #asacafestudy

次回「朝カフェ」のご案内です。

2/20の『朝カフェ次世代研究会』は、松山真之助さんにご登壇をいただきます。

私、朝カフェを開始した頃から、「いつかは是非松山さんに朝カフェでお話しをいただければ」と願っていました。

今回お話しをいただけるとのことで、大変嬉しく思います。

 

タイトル:「会社の仕事をしながら、自分ブランドをいかに確立するか」

講師:松山真之助様

97年以来、ビジネス系書評メールマガジン「Webookof the Day」を発行し続け、現在、国内外に1万5千人以上の熱い読者を持つ。KIT虎ノ門大学院客員教授、東京藝大非常勤講師の他、自立型の学びと成長の場を目指したジェイカレッジの校長も務める。ご著書多数。

■講演概要:

高度成長期は「会社の成長=個人の自己実現」が実感できた時代であり「滅私奉公」が求められました。
一方で少子高齢化・ゼロ成長の現代、会社の目標と個人の目標は必ずしも一致しなくなりました。
このような環境で、仕事の中で自分ブランドを構築していくにはどのように考えていけばよいか、大企業の管理職としてご在職中の頃から、さまざまな活動をなさっていた松山さんのお話を伺えればと思います。

日時:2月20日(水) 6:30AM開始

場所:株式会社e-Janネットワークス様オフィス

e-Janネットワークス社長の坂本さんと社員の皆様のご厚意で、早朝から会場を使わせていただいてます。ありがとうございます。

費用:無料

定員:40名 (定員に達し次第、締切)

 

なお、『朝カフェ次世代研究会』の概要は次の通りです。

1.会の目的:マーケティング視点で「次世代的なモノ」を色々と研究しようという会です。次世代的なモノがテーマですが、意外と忘れがちなマーケティングの基本についても、カバーします。

2.参加資格は3つだけ

(1).マーケティング視点で「次世代的なモノ」に興味があること(マーケティングを学ぶ意欲があればOK)

(2).6:30AMに遅刻せず、継続して参加できること (6:40AMに入口を閉めます。ご了承ください)

(3).事前申込(ドタ参なし)、キャンセルは事前通知、他人に迷惑をかけない、といった、基本的なマナーを守れること

3.参加費用:無料です。

4.その他、注意点:こちらに書いていますので、熟読ください。

5.参加申込こちらからお願いします。

(注意:「主催者に所属(企業名など)・役職情報を公開する」をクリックし、画面一番下の「参加する」ボタンをクリック下さい。申込完了するとメールが届きます。メールが届かない場合は申込未完了ですのでご注意下さい

申込がなく当日来られた場合は参加できませんのでご了承下さい)

 

 

1月16日開催、第38回「朝カフェ」は、永井の「ビジネスパーソンの出版戦略」をお話しさせていただきました #asacafestudy

昨日2013/1/16の朝カフェは、私・永井より「ビジネスパーソンの出版戦略」をお話しさせていただきました。

既に大木さん小川さんのブログでも紹介いただいています。ありがとうございます。

実はこのテーマで朝カフェでお話しさせていただくのは、今回で4回目です。

2010/04/14 『電子書籍時代のビジネスパーソン出版戦略』
2011/04/13 『「バリュープロポジション戦略50の作法」の作り方』
2011/12/14 『会社員しかできない本の執筆術』

毎回新しい学びを取り入れて内容をバージョンアップしてきています。

「ビジネスパーソンが仕事の学びを発信し続けることで、社会はより発展していく」という想いで、このようなお話しを続けさせていただいています。

 

私は今の勤務先に28年前に新卒入社した普通の会社員です。勤務先では普通に中間管理職をしています。

その一方で2008年の自費出版から始めて、これまで8冊の本を出版して参りました。

元々は、2006年に"Give Back活動"、つまり諸先輩方から学んできたことを社会にお返ししようと思ってブログを書き始めたのがきっかけです。その後、なかなか本を出版する機会に恵まれず自費出版したり、自費出版の本がきっかけで出版社様からお声がけをいただいたり、また自費出版したり….ということをしながら現在に至っています。

 

出版することで、メディアに掲載いただいたり、講演の機会をいただいたり、….とご縁も広がりました。

また出版して新しい本が自宅に届くのは、これはもう無条件に感激するものです。

 

一方で改めてふり返ってみると、このようにして自分がチャレンジしてきたのは、実はビジネスパーソン共通の悩みなのではないか、と思います。

先日のブログ『「ビジネスパーソン2.0」という考え方』でも書かせていただいたように、ビジネスパーソンのあり方が変わってきているからです。

時代が「会社=自分」ではなくなって、自分としていかに生きるかを模索していたのですね。

 

一方で、ビジネスパーソンは「執筆にかけられる時間」「文章力」「ストーリー構想力」では、絶対にプロの作家にかないません。

しかし一方で、プロの作家がどうしてもビジネスパーソンにかなわないことがあります。

それは「ビジネスの経験」です。

そしてここで問われるべきは、「自分は、読者に高い価値を届けられるビジネスパーソンか?」ということ。

そして次の5つの力を付けることができれば、ビジネスパーソンも本を書けると思うのです。

1.ビジネス力
沢山の学びが隠れている日々の仕事を、いかに抽象化するかがカギです

2.文章力
不特定多数に向けて文章を書く力。この力を付けるにはブログが最適です。

3.構想力
一方でブログを完璧にかける文章力があっても本は書けません。3000文字のブログと10万文字の本は違います。だから10万文字分のコンテンツを組み立てられる構想力も大事。

4.出版力学の理解力
出版社や編集者がどのように判断して行動しているのかを理解する力も大切です。

5.タイムマネジメント力
多忙な中でいかに執筆する時間を捻出するか?実際にはビジネスの基礎力でもあります。

 

経験から多くを学んだビジネスパーソンであれば、これらを身につければ、出版は可能です。

 

より多くの人が本を書けば、よりよい社会が生まれると思います。今回は朝カフェで4回目のお話しでしたが、日々学びを取り込んでバージョンアップしておりますので、また将来、新しいお話しができればと思っております。

Twitterでも多くの方々からコメントをいただきました。ありがとうございました。

 

次回、2013年2月20日の朝カフェは、松山真之助さんに「会社の仕事をしながら、自分ブランドをいかに確立するか」というテーマでお話しをいただきます。

今回のビジネスパーソン2.0とも通じる話ですので、とても楽しみです。

引き続き、よろしくお願いいたします。

 

 

【1月16日開催】第38回「朝カフェ」は、永井孝尚の「ビジネスパーソンの出版戦略」 #asacafestudy

次回「朝カフェ」のご案内です。

1/16の『朝カフェ次世代研究会』は、私・永井孝尚がお話しします。

タイトル:「ビジネスパーソンの出版戦略」

講師:永井孝尚

■講演概要:

最近、多くのビジネスパーソンが本を出版するようになりました。それはビジネスパーソンしか書けないコンテンツが、世の中で強く求められているからです。

では、ビジネスパーソンが本を執筆する意味は何なのか?

そして、ビジネスパーソンが出版するためにはどのような戦略が必要なのか?

この7年間「ビジネスパーソンの出版戦略」を実行してきた経験と学びをご紹介させていただきます。

日時:1月16日(水) 6:30AM開始

場所:株式会社e-Janネットワークス様オフィス

e-Janネットワークス社長の坂本さんと社員の皆様のご厚意で、早朝から会場を使わせていただいてます。ありがとうございます。

費用:無料

定員:40名 (定員に達し次第、締切)

 

なお、『朝カフェ次世代研究会』の概要は次の通りです。

1.会の目的:マーケティング視点で「次世代的なモノ」を色々と研究しようという会です。次世代的なモノがテーマですが、意外と忘れがちなマーケティングの基本についても、カバーします。

2.参加資格は3つだけ

(1).マーケティング視点で「次世代的なモノ」に興味があること(マーケティングを学ぶ意欲があればOK)

(2).6:30AMに遅刻せず、継続して参加できること (6:40AMに入口を閉めます。ご了承ください)

(3).事前申込(ドタ参なし)、キャンセルは事前通知、他人に迷惑をかけない、といった、基本的なマナーを守れること

3.参加費用:無料です。

4.その他、注意点:こちらに書いていますので、熟読ください。

5.参加申込こちらからお願いします。

(注意:「主催者に所属(企業名など)・役職情報を公開する」をクリックし、画面一番下の「参加する」ボタンをクリック下さい。申込完了するとメールが届きます。メールが届かない場合は申込未完了ですのでご注意下さい

申込がなく当日来られた場合は参加できませんのでご了承下さい)

 

 

 

12月19日開催、第37回「朝カフェ」は、村田早耶香さんの「カンボジアの子ども達の笑顔のために ~カンブリア宮殿、NHKで話題の社会起業家が語る~」10年間の継続した行動力が素晴らしいです! #asacafestudy

昨日2012/12/19の朝カフェは、NPOかものはしプロジェクト代表・村田早耶香さんの「カンボジアの子ども達の笑顔のために ~カンブリア宮殿、NHKで話題の社会起業家が語る~」でした。

大木さん永井千佳さんもブログで書かれていますが、圧巻の素晴らしいご講演でした。

 

村田さんは大学2年生の時、タイの女の子の話を聞きました。

この子は両親がいませんでした。12歳の時、自分が働いて兄弟を養うため働き始めます。14歳にもっといい働きがあると聞き、行ってみたら売春宿でした。20歳でAIDSで死亡しました。

死ぬときに「もっと勉強したかった」と言い残した彼女が売られた金額は1万円。村田さんと大学生で1歳しか違いませんでした。この話を聞いたときに、村田さんが着ていたワンピースも1万円。生まれた境遇が違っただけです。

これが村田さんの原体験でした。

 

私が凄いと思ったのは、この原体験をそのままに終わらせなかったこと。

村田さんが調べてみたら、こういう人が毎年200万人新たに被害にあっていることが分かりました。児童買春は「最悪の形態の児童労働」と言われています。子供達の自尊心も奪われますし、命も奪われます。仮に普通の生活に戻っても差別されます。

悲惨なのは、逃げ出して警察に助けを求めても、裏で警察が売春宿につながっていて、売春宿に戻され、見せしめで指を切り落とされたりすること。

村田さんが「本当にこんなにひどいことが行われているか」を確認するために、バイトで15万円を貯めて、NGOに現地に連れて行ってもらったところ、現実はもっとひどかったそうです。

特にカンボジアの状況が最悪。ポルポト政権で全国民900万人中約200万人が虐殺され、知識層がなくなり、国をリードできる人材がいない状況で、以前は3人に1人が貧困層でした。この貧困層から生み出される子供達が、このような状況に追いやられているのです。

 

村田さんはまずできることから始めました。この状況を調べて、学校の授業で「授業ジャック」と称して、「10分だけ時間を下さい」と発表したりしました。

2001年11月、横浜で政府間の会議があることを知りました。日本の若者の参加を募集していたので、選挙で選んでもらい日本の若者の意見をまとめて参加。この時は4ヶ月間、毎日睡眠時間2時間程度で頑張ったそうです。しかし会議でお願いしただけではダメで、自ら行動し続けないと変わらないことがよく分かりました。

しかも恥ずかしいことに、日本はアジア最大の加害者を出している国でした。最大の加害国にも関わらず支援は遅れており、気がついた人がやらないと子供が助からない状況です。

ということで、一人で1年活動を続けているうちに偶然仲間と出会い、ボランティアではなく事業として継続した活動にするために団体「
かものはしプロジェクト」を立ち上げ、10年間一緒に活動を続けておられます。

 

この活動を10年間続けて、結果は出始めています。

そしてその経験を、今度はインドやバングラデシュにも展開しようとされています。

 

この活動を継続するには支援が必要です。

かものはしプロジェクトでは、様々な形で支援を受け付けています。→リンク

「このように若い方々が頑張っているのに、大人の私たちが何もしない訳にはいかない」と考え、私も個人会員に申し込ませていただきました。

 

原体験を原体験に終わらせず、実際に出来ることから行動し、様々な壁にぶつかっても諦めずに10年間継続する。そして結果を出す。

非常に困難な課題にも関わらずに、このように継続して取り組まれたことに、心から敬服致します。

今の日本に最も欠けているのは、この「行動力」「継続力」だと思います。

もっとより多くの皆様に、この活動を知っていただきたいなぁ、と思いました。

ご講演いただいた村田さん、サポートして下さった島袋さん、ご紹介下さったインフォテリアの平野さんに感謝です。私自身もとても元気をいただきました。

 

Twitterのまとめも掲載させていただきます。Togetterのアクセス数が凄いことになっています。

 

次回、2013年1月16日の朝カフェは、私・永井が担当させていただきます。

何回かお話ししている「ビジネスパーソンの出版戦略」について、最新情報も取り入れてお話しさせていただく予定です。年が明けましたらまたご案内をさせていただきます。

引き続き、よろしくお願いいたします。

 

 

【12月19日開催】第37回「朝カフェ」は、村田早耶香さんの「カンボジアの子ども達の笑顔のために ~カンブリア宮殿、NHKで話題の社会起業家が語る~」 #asacafestudy

次回「朝カフェ」のご案内です。

12/19の『朝カフェ次世代研究会』は、初のNPO代表によるご講演です。

タイトル:「カンボジアの子ども達の笑顔のために ~カンブリア宮殿、NHKで話題の社会起業家が語る~」

講師:村田早耶香様

■講演概要:

当時19歳の女子大生だった村田 早耶香さんが、かものはしプロジェクトを立ち上げるまでの経緯や想い、実際にカンボジアで取り組んでいる「子どもを買わせない・売らせない」ための内容、また今後の他国展開の方針についてお話いたします。
最悪の児童労働だと言われているこの問題解決のために立ち上がった彼女の話を、是非お聞きください!

日時:12月19日(水) 6:30AM開始

場所:株式会社e-Janネットワークス様オフィス

e-Janネットワークス社長の坂本さんと社員の皆様のご厚意で、早朝から会場を使わせていただいてます。ありがとうございます。

費用:無料

定員:40名 (定員に達し次第、締切)

 

なお、『朝カフェ次世代研究会』の概要は次の通りです。

1.会の目的:マーケティング視点で「次世代的なモノ」を色々と研究しようという会です。次世代的なモノがテーマですが、意外と忘れがちなマーケティングの基本についても、カバーします。

2.参加資格は3つだけ

(1).マーケティング視点で「次世代的なモノ」に興味があること(マーケティングを学ぶ意欲があればOK)

(2).6:30AMに遅刻せず、継続して参加できること (6:40AMに入口を閉めます。ご了承ください)

(3).事前申込(ドタ参なし)、キャンセルは事前通知、他人に迷惑をかけない、といった、基本的なマナーを守れること

3.参加費用:無料です。

4.その他、注意点:こちらに書いていますので、熟読ください。

5.参加申込こちらからお願いします。

(注意:「主催者に所属(企業名など)・役職情報を公開する」をクリックし、画面一番下の「参加する」ボタンをクリック下さい。申込完了するとメールが届きます。メールが届かない場合は申込未完了ですのでご注意下さい

申込がなく当日来られた場合は参加できませんのでご了承下さい)

 

 

 

2012/11/19開催、第35回朝カフェは、永井のTOEIC 900点でも欧米人とコミュニケーションできない理由」 #asacafestudy

昨日の朝カフェ次世代研究会で、「TOEIC 900点でも欧米人とコミュニケーションできない理由」と題して講演をさせていただきました。

 

私、新卒で外資系企業に入社し、もう30年近く勤務しております。

当初は英語はなかなかできませんでした。こちらに書いた通り、入社直後のTOEICのスコアは475点。そこで発奮して2年間で795点まで上げました。その後も継続して英語力の向上に努めました。

しかしグローバルコミュニケーションがなかなかできませんでした。やはりなかなか英語に慣れなかったことも理由の一つではありましたが、それだけではありませんでした。周りで例えばTOEIC 900点あるような英語力がある人でも、必ずしもコミュニケーションできるとは限りませんでした。

一方で、TOEICのスコアが必ずしも高くなく、英語もジャパニーズイングリッシュなのに、なぜか米国人を相手に議論で圧倒する人もいました。

最近はだいぶ慣れてきましたし、なぜこのようなことが起こるのかも分かってきました。今回お話ししたのは、その部分です。

 

今回はグローバルコミュニケーションのうち、「議論の方法論」と「交渉の方法論」をご紹介しました。

 

言うまでもなく、日本と欧米とでは議論の進め方は違います。

日本は空気で進む面が結構強いのに対し、欧米ではロジックを戦わせます。「正反合」、つまりある意見に対して反対意見を述べて、議論を戦わせて三つ目の新しい意見を導きだし、新しい価値を生む、という方法です。

日本人はなかなかこれに慣れません。そして会議で発言しない人は評価されません。理由は、議論に参加しない人は「新しい価値を生もうとする意欲がない人」というレッテルを貼られるからです。逆に偉い人の会議でも、同席ができるということは発言は許されているのです。(ただし偉い人がその発言であなたをそのまま評価する、ということは覚えておく必要があるかもしれません)

 

もう一つの交渉の方法。

日本人の「まぁ、いろいろあるんですよ」とか「そこのところを、なんとかお願い」といったような言葉に該当する英語はありません。これが許されるのは同じ価値観を持つ社会の中だけ。実は高度なコミュニケーションなのですよね。これを「ハイコンテキストコミュニケーション」と呼んだします。グローバルでは通じないのです。

しかし欧米人から同意を得るのは、実は意外にシンプルです。

前提に同意でき、議論のロジックに同意できれば、結論に同意せざるをえないのです。ロジックで動いているからです。詳しくは、以前こちらのブログで書いた内容です。

結局、価値観が異なる相手に「文学」で議論しても通じません。

英語に加えて、ロジックと数字が世界共通言語だ、ということですね。逆にここが強いビジネスパーソンは、英語力が少々なくても、欧米人相手にタフな議論・交渉ができます。

 

今回は1時間いただいた時間のうち、プレゼンは30分で、残りは質疑応答に充てさせていただきました。おかげさまで色々な方々のご意見をお聞きすることができました。このようなフィードバックをいただけるのは、ありがたいですね。

 

また既に柳下さんと坂本さんがブログに書いてくださっています。(ありがとうございます!)ご紹介させていただきます。

柳下さん:グローバル・コミュニケーションで失敗しない方法とは #asacafestudy

坂本さん:日本人は空気に向かって議論している #asacafestudy

 

Twitterでも皆様からコメントをいただきました。

次回12/19の朝カフェは、村田早耶香さんの「カンボジアの子ども達の笑顔のために~カンブリア宮殿、NHKで話題の社会起業家が語る~     」です。

今回、NPO代表の方にお話しいただくのは朝カフェでは初めてです。とても楽しみです。

 

 

【11月21日開催】第36回「朝カフェ」は、永井の「TOEIC 900点でもグローバルコミュニケーションできない理由」 #asacafestudy

次回「朝カフェ」のご案内です。11/21の『朝カフェ次世代研究会』では、私・永井孝尚が講演させていただいます。

タイトル:「TOEIC 900点でもグローバルコミュニケーションできない理由」

講師:永井孝尚

■講演概要:

グローバル化の進展で、英語学習の気運が大きく高まっています。

しかし、「英語ができること」=「グローバル・コミュニケーションができること」ではありません。仮に不自由なく英会話が出来たとしても、グローバルコミュニケーションを通じて意志決定していくためには、私たち日本人が慣れ親しんでいる考え方のプ
ロセスを変えていくことが必要になります。

外資系企業に30年近く勤務してきた講師が、具体的にどのような考え方をしていけばよいかを皆様と一緒に考えていきます。

(なお、当講演は英語研修でありません。講演は日本語で行いますのでご了承下さい)

日時:11月21日(水) 6:30AM開始

場所:株式会社e-Janネットワークス様オフィス

e-Janネットワークス社長の坂本さんと社員の皆様のご厚意で、早朝から会場を使わせていただいてます。ありがとうございます。

費用:無料

定員:40名 (定員に達し次第、締切)

 

なお、『朝カフェ次世代研究会』の概要は次の通りです。

1.会の目的:マーケティング視点で「次世代的なモノ」を色々と研究しようという会です。次世代的なモノがテーマですが、意外と忘れがちなマーケティングの基本についても、カバーします。

2.参加資格は3つだけ

(1).マーケティング視点で「次世代的なモノ」に興味があること(マーケティングを学ぶ意欲があればOK)

(2).6:30AMに遅刻せず、継続して参加できること (6:40AMに入口を閉めます。ご了承ください)

(3).事前申込(ドタ参なし)、キャンセルは事前通知、他人に迷惑をかけない、といった、基本的なマナーを守れること

3.参加費用:無料です。

4.その他、注意点:こちらに書いていますので、熟読ください。

5.参加申込   こちらからお願いします。

(注意:「主催者に所属(企業名など)・役職情報を公開する」をクリックし、画面一番下の「参加する」ボタンをクリック下さい。申込完了するとメールが届きます。メールが届かない場合は申込未完了ですのでご注意下さい

申込がなく当日来られた場合は参加できませんのでご了承下さい)

 

 

 

2012/10/10開催、第35回朝カフェは、日本国を代表して各国大使を歴任された坂本重太郎様の「外交官から見た、昭和という時代」。全く未知のとても深いお話しでした #asacafestudy

昨日2012/10/10の朝カフェは、日本国を代表して各国大使を歴任された坂本重太郎様の「外交官から見た、昭和という時代」というお話しでした。

最初に坂本様は、「世界に共通する常識はない、というのを痛感した」とおっしゃいます。

「え?グローバルコミュニケーションっていうのがあるんじゃないの?」

と思われるかもしれませんね。

しかし考えてみれば、グローバルコミュニケーションと言われているモノの多くは欧米型コミュニケーションを指しています。(実は私もついそう思いがちです)

1950年代から1980年代まで外務省に勤務され、駐パラグアイ大使・駐ベネズエラ大使・駐スペイン大使を務められ、さらに外務省報道課・大臣官房総務課長・中南米局長などの要職も務められた坂本様は、まさに日本国を代表して国際舞台で活躍された方です。

坂本様は、「常識も東西南北」と前置きして、様々な例を挙げてご説明されました。

たとえば、

欧州では、勤勉は美徳ではない。
米国では、違うことはいいことだ。
中国では、原則は変わる。
中近東では、無宗教は罪悪だ。
韓国では、丁寧は最良ならず。
東南アジアでは、うやむやは武器。

また、欧米ではほとんど謝りません。

たとえば自分の机からコップが落ちて割れた場合も、

日本人ならば、「あ、ごめんなさい。弁償します」となりますが、
スペイン人ならば、「あ、おっこっちゃった」
フランス人ならば、「日本製だから割れた」
ドイツならば、「引力がある証拠」

私も経験があります。

20代中頃で米国に出張した際、レンタカーのスモールライトを一晩付けっぱなしにしてバッテリーがあがり、エンジンがかからなくなりました。私は「ライトを付けっぱなしにした自分のミスだ」と思ったのですが、米国の同僚はほぼ全員「はぁ?一晩スモールライトを付けっぱなしにしただけでバッテリーが上がる?不良品だ。交渉すべきだ」

自分の非を絶対に認めようとしない文化を痛感しました。

 

また、中近東では喜捨という考え方があります。「豊かな人は貧しい人に恵まなければならない」ということです。だからカメラが放置してあると、「喜捨してくれた」と思って持って行ってしまいます。日本人の観点からするととんでもないことですが、これは「いい、悪い」の問題ではなく、価値観の問題になります。

 

麻薬についても国によって違います。世界の中でも麻薬に最も厳しいのはシンガポールやマレーシア。ヘロイン15g持ち込むと死刑です。既に何百人も死刑にされています。

一方で米国では麻薬に対してそれほど厳しくありません。大統領選挙でも、ゴアとブッシュはお互いに「あいつは若い頃ヘロインをやっていた」「あいつは大麻をやっていた」と言い合いお互いにそれを認めて、なおかつ大統領になってしまう国です。メキシコは少量の大麻を合法化しています。

これも、麻薬に厳しい国からするととんでもない話ですよね。

 

なんでこんなに違うのかというと、文化・文明の差です。東洋文明では「以心伝心」「沈黙は金」で、相手の立場を思いやります。欧米では全く逆で徹底的に議論します。

 

これらの話しだけでも十分に勉強になるのですが、お話しはさらに、諸国との外交の裏話(たとえばベトナム戦争当時の話や、日中国交正常化の頃の話)や大国のエゴの話、天皇家との親交の話、田中角栄さんや大平さん、竹下さんといった歴代総理の話など、ここに書ききれない話が沢山ありました。

 

夢中で引き込まれた1時間あまりの時間。時間が許せば2時間でも3時間でも聞いてみたいお話しでした。

アンケートでも、「第二回目、第三回目も聞きたいです」という意見を複数いただきました。

いやぁ、まさに「朝カフェ次世代研究会」はこのようなお話しが聞けるから最高ですね。

Twitterのまとめを掲載します。(途中、オフレコの話が入っていますので、Twitterが中断していますので、ご了承下さい)

坂本様、またお父様のプレゼンを絶妙な呼吸でサポートされた坂本さん、ありがとうございました。

 

ちなみに朝カフェは朝6:30に始まりますが、開始5分前の6:25の時はこんな感じで、皆さんしっかり集まっています。

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次回11/21の朝カフェは、私・永井孝尚の「TOEIC 900点でも欧米人とコミュニケーションできない理由」です。

グローバル化の進展で、英語学習の気運が大きく高まっていますが、「英語ができること」=「欧米人とコミュニケーションができること」ではありません。

仮に不自由なく英会話が出来たとしても、主に欧米にいる海外の人達とコミュニケーションを通じて意志決定していくためには、私たち日本人が慣れ親しんでいる考え方のプロセスを変えていくことが必要になります。

外資系企業に30年近く勤務してきた経験を元に、具体的にどのような考え方をしていけばよいかを皆様と一緒に考えていければと思います。

今回の坂本様のお話で沢山ヒントをいただきました。有り難い限りです。

 

引き続きよろしくお願いいたします。

 

 

【10月10日開催】第35回「朝カフェ」は、坂本重太郎さんの「外交官から見た、昭和という時代 」 #asacafestudy

次回「朝カフェ」のご案内です。

10/10の『朝カフェ次世代研究会』では、昭和の高度成長期に外交官として活躍された坂本重太郎様にご登壇いただきます。

タイトル:「外交官から見た、昭和という時代」

講師:坂本重太郎様

1957年より外務省にご勤務され、駐パラグアイ大使、中南米局長、駐ベネズエラ大使、駐スペイン大使を歴任。

■講演概要:

坂本重太郎様は、日本がまさに高度成長のまっただ中にあった1950年代から1980年代にかけて外務省に勤務され、国際舞台で活躍されました。

また皇室外交の重要性を説き、昭和天皇、常陸宮両陛下、現天皇陛下・皇后陛下などによる外交を実施。さらに田中首相、大平外相・首相、福田外相・首相、三木首相、宮沢外相、竹下首相といった歴代総理とのご交流も豊富です。

今回のご講演では坂本様から改めて昭和という時代を語っていただきます。私たちは今「失われた20年」とも言われる時代にありますが、今こそ昭和という時代をふり返り私たちが行うべきことを考えていければと思います。

日時:10月10日(水) 6:30AM開始

場所:株式会社e-Janネットワークス様オフィス

e-Janネットワークス社長の坂本さんと社員の皆様のご厚意で、早朝から無償で会場を使わせていただいてます。ありがとうございます。

費用:無料

定員:40名 (定員に達し次第、締切)

 

なお、『朝カフェ次世代研究会』の概要は次の通りです。

1.会の目的:マーケティング視点で「次世代的なモノ」を色々と研究しようという会です。次世代的なモノがテーマですが、意外と忘れがちなマーケティングの基本についても、カバーします。

2.参加資格は3つだけ

(1).マーケティング視点で「次世代的なモノ」に興味があること(マーケティングを学ぶ意欲があればOK)

(2).6:30AMに遅刻せず、継続して参加できること (6:40AMに入口を閉めます。ご了承ください)

(3).事前申込(ドタ参なし)、キャンセルは事前通知、他人に迷惑をかけない、といった、基本的なマナーを守れること

3.参加費用:無料です。

4.その他、注意点:こちらに書いていますので、熟読ください。

5.参加申込  こちらからお願いします。

(注意:「参加する」ボタンをクリック下さい。申込が行われるとご自分にメールが届きます。メールが届かない場合は、正しく申込が完了していませんので、再度ご確認の上、申込みください。申込がなく当日来られた場合は、参加できませんのでご注意下さい)

 

 

 

2012/9/19開催、第34回朝カフェ次世代研究会は、加藤恭子さんの「広報とは何か 広報初心者が知っておいた方いいこと。10 」広報のキモがよく分かるお話しでした #asacafestudy

昨日2012/9/19の第34回朝カフェ次世代研究会は、加藤恭子さんによる「広報とは何か 広報初心者が知っておいた方いいこと。10 」でした。

自ら「夜型」とおっしゃる加藤さんにご講演をお願いしてしまいましたが、ご快諾をいただきとても感謝しております。

記者で取材する側のご経験をなさった後、外資系IT企業で広報・マーケ責任者を歴任され、今は企業広報のプロとして多くの会社の広報・マーケ業務をサポートされている加藤さんのお話しは、実際の現場の深いご経験に基づいていて、大変参考になりました。

講演の最後に、加藤さんがまとめでお話しされた下記メッセージが秀逸です。

是非やってみてほしいこと
・社内のネタの棚卸し
・競合他社、好きな会社の活動をWatch
・プレスリリースと機のの関係を見る(ネタ元が何であるのかをチェック)
・情報提供のタイミングを考える(セミナーと新製品発表は同時でいいの?)
・記事の署名をチェック(その記者にコンタクトしてみる)
・新聞社、雑誌社に電話してみる(モノを売らない営業担当に)
・自社製品を分かりやすく説明する(140文字で言えますか?その言い方で家族に伝わりますか?)

参加者もベンチャー経営者や企業で広報を担当されている方々も多く、講演後の質疑応答も活発でした。

Twitterでもその活発な様子がまとまっていますので、ご紹介させていただきます。

加藤さん、ありがとうございました。

 

朝カフェ次世代研究会は毎月第三水曜日開催ですが、次回10月は、都合により10月10日(水)の開催になります。

その次回の朝カフェは、元駐パラグアイ特命全権大使・駐スペイン特命 全権大使の坂本重太郎様より、「外交官から見た、昭和という時代」と題してご講演いただきます。

まさに高度成長期にあった昭和という時代は、凄いエネルギーがありました。その時代に日本を代表してグローバルに活躍された坂本様から、学んでいければと思います。

引き続きよろしくお願いいたします。

 

 

【9月19日開催】第34回「朝カフェ」は、加藤恭子さんの「広報とは何か 広報初心者が知っておいた方いいこと。10」 #asacafestudy

8月は夏休みをいただいたため、2ヶ月ぶりの朝カフェのご案内です。

9/19の『朝カフェ次世代研究会』では、株式会社ビーコミ代表であり、オルタナティブブロガーでもある加藤恭子さんにご登壇いただき、広報についてお話しをいただきます。

タイトル:「広報とは何か 広報初心者が知っておいた方いいこと。10 」

講師:加藤恭子さん(株式会社ビーコミ代表)

■講演概要:

広報やPRという言葉の認知度が高まっており、広報の仕事をしていますというと「プレスリリースですよね?」と聞かれる事も増え、広告代理店と間違われる事も減って来ました。その反面、PR会社の役目への誤解や、自己流でせっかくの自社の広報チャンスを潰してしまうなど、知識がない事で損をするケースもよく見かけます。この朝カフェでは日本パブリックリレーションズ協会認定のPRプランナーとして、また約3年の記者経験を振り返りつつ、広報活動をするときに注意すべきことについてざっくばらんにご紹介していきます。

日時:9月19日(水) 6:30AM開始

場所:株式会社e-Janネットワークス様オフィス

e-Janネットワークス社長の坂本さんと社員の皆様のご厚意で、早朝から無償で会場を使わせていただいてます。ありがとうございます。

費用:無料

定員:40名 (定員に達し次第、締切)

 

なお、『朝カフェ次世代研究会』の概要は次の通りです。

1.会の目的:マーケティング視点で「次世代的なモノ」を色々と研究しようという会です。次世代的なモノがテーマですが、意外と忘れがちなマーケティングの基本についても、カバーします。

2.参加資格は3つだけ

(1).マーケティング視点で「次世代的なモノ」に興味があること(マーケティングを学ぶ意欲があればOK)

(2).6:30AMに遅刻せず、継続して参加できること (6:40AMに入口を閉めます。ご了承ください)

(3).事前申込(ドタ参なし)、キャンセルは事前通知、他人に迷惑をかけない、といった、基本的なマナーを守れること

3.参加費用:無料です。

4.その他、注意点:こちらに書いていますので、熟読ください。

5.詳細と申込方法 こちらをご覧下さい。

(注意:「参加する」ボタンをクリック下さい。申込が行われるとご自分にメールが届きます。メールが届かない場合は、正しく申込が完了していませんので、再度ご確認の上、申込みください。申込がなく当日来られた場合は、参加できませんのでご注意下さい)

6.今後の講演予定こちらに掲載。私自身、楽しみな講演が目白押しです

 

 

第33回朝カフェ次世代研究会は、三井智博さんの「 IT業界における販社ビジネスモデル考 ~安くて完成度の高い製品は売れない?~」 販社ビジネス理解がとても大事と深く納得です #asacafestudy

一昨日2012/7/18の朝カフェ次世代研究会は、三井智博さんの「 IT業界における販社ビジネスモデル考 ~安くて完成度の高い製品は売れない?~」でした。

IT業界のご経験が長い三井さん。

最初は独立系電子部品商社で仕事をされ、企業向けソフトウェアベンダー、外資系ソフトウェアベンダー(セキュリティ)を経て、現在e-Janネットワークス様で営業部長をなさっておられます。

そのご経験に基づいたお話しでしたが、IT業界で製品を売るためには販社ビジネスのビジネスモデル理解が命綱である、と改めて深く納得次第です。

 

三井さんは、日本のIT業界では、「販売会社≒購買代行」という発想が不可欠である、とおっしゃいます。

これは日々の仕事で「なるほど」と思います。

直販ベンダーの発想では、「販売会社≒販売代行」と考え勝ちです。しかし日本では、ITユーザーはITを調達する際に「目利き」を期待します。だから「購買代行」なのですね。

また、販社は「SI’er」「リセーラ」「ディストリビュータ」の3つに分けられます。それぞれの行動は全く違います。

例えば三井さんは、広域リセーラーから「この製品を売れば2000万円ですか?そんなリスクは負えません」と言われた経験がおありだそうです。広域系は小規模案件をスピーディに沢山こなします。一案件が大きな金額になると、大きすぎて、他案件を追えなくなってしまうためです。

一方で、SI’erは逆の立場です。「おたくの製品安くて手離れがいいですね。よく売れていると聞いています。だから取り扱いしません」となります。できる限りサービスを加えて案件を大きく育てようとするためです。

 

「ミキサー理論」も興味深いものがありました。ジュースを作るミキサーではなく、沢山のレバーがついている音楽のミキサーです。

音楽ミキサーではどれか一つのレバーを上げると不協和音が鳴ります。同様に販社でも、「販促部が盛り上がった」といっても会社は動きません。技術、営業、幹部、といった人たちに働きかけていき、お互いに協和音が出るようにする必要があります。

ちょうどミキサーのレバーを上げるように、販促、技術、営業、幹部といった各部門、および市場のレベルを一つ一つ根気強く盛り上げていくことが大切、ということです。

同様に、販社であるA社、B社、C社、D社、E社、それぞれに声をかけて盛り上げることも必要です。例えばA社さんが自社導入して使っている場合、他の会社にも「いいんですか?お手伝いしますので何とかしましょう」と持ちかけて市場を盛り上げていくことが必要です。ここで重要なのは、決して「お願いします」とは言わないことです。

 

全て三井さんの実体験から出たお話しで、とても勉強になりました。

三井さん、ありがとうございました。

参加者がTwitterで講演の様子を中継して下さった様子をTogetterでまとめましたので、ご参照下さい。

8月の朝カフェはお休み、次回9/19(水)の朝カフェは、オルタナブロガー加藤恭子さんにご登壇いただき、「広報とは何か 広報初心者が知っておいた方いいこと。10」と題してお話しをいただく予定です。

マーケティングや広報のプロの加藤さんのお話しとても楽しみです。

 

 

【7月18日開催】第33回「朝カフェ」は、三井智博さんの『IT業界における販社ビジネスモデル考 〜安くて完成度の高い製品は売れない?〜』 #asacafestudy

次回の「朝カフェ次世代研究会」のご案内です。

次回7/18(水)の「朝カフェ次世代研究会」は、e-Janネットワークス・営業部長の三井様にご登壇いただき、販社ビジネスについてご講演いただきます。 

タイトル:「IT業界における販社ビジネスモデル考
  〜安くて完成度の高い製品は売れない?」

講師:三井智博様(e-Janネットワークス・営業部長)

■講演概要:

IT業界に限らず、メーカー企業が自社の製品を大量に、広域に、販売するには、販社と上手く協業することが求められます。そのためには、販社のビジネスモデルを理解する必要があります。IT業界における標準的な販売モデル、協業のコツについて、お話しします。

日時:7月18日(水) 6:30AM開始

場所:株式会社e-Janネットワークス様オフィス

e-Janネットワークス社長の坂本さんと社員の皆様のご厚意で、早朝から無償で会場を使わせていただいてます。ありがとうございます。

費用:無料

定員:40名 (定員に達し次第、締切)

 

なお、『朝カフェ次世代研究会』の概要は次の通りです。

1.会の目的:マーケティング視点で「次世代的なモノ」を色々と研究しようという会です。次世代的なモノがテーマですが、意外と忘れがちなマーケティングの基本についても、カバーします。

2.参加資格は3つだけ

(1).マーケティング視点で「次世代的なモノ」に興味があること(マーケティングを学ぶ意欲があればOK)

(2).6:30AMに遅刻せず、継続して参加できること (6:40AMに入口を閉めます。ご了承ください)

(3).事前申込(ドタ参なし)、キャンセルは事前通知、他人に迷惑をかけない、といった、基本的なマナーを守れること

3.参加費用:無料です。

4.その他、注意点:こちらに書いていますので、熟読ください。

5.詳細と申込方法こちらをご覧下さい。

(注意:「参加する」ボタンをクリック下さい。申込が行われるとご自分にメールが届きます。メールが届かない場合は、正しく申込が完了していませんので、再度ご確認の上、申込みください。申込がなく当日来られた場合は、参加できませんのでご注意下さい)

6.今後の講演予定こちらに掲載。私自身、楽しみな講演が目白押しです

 

 

 

第32回 朝カフェは、平野さんの「 No.1獲得の秘訣と罠」。実体験に基づいた「ベンチャーがNo.1になれない五つの罠」は圧巻 #asacafestudy

昨日開催した第32回朝カフェ次世代研究会は、インフォテリア社長/CEOの平野洋一郎さんによるご講演「 No.1獲得の秘訣と罠」でした。

 

実際にベンチャーの経営に邁進してこられた平野さんならではの圧倒的な説得力を持つご講演でした。

とくに「ベンチャーがNo.1になれない五つの罠」が圧巻。

 

■一つ目の罠は、「競合なし」ということ。

よく「競合はありません。オンリーワンです」とおっしゃる方がおられます。しかし実際には価値が高ければ競合が出てきます。あらゆるものは顧客・ユーザーが消費するお金や時間の取り合いです。ですので戦いを放棄しているので「競合がない」という状態になっている場合がある、と平野さんはおっしゃっていました。

確かに競合が激しいIT業界では、魅力的なセグメントにはあっという間に競合が参入します。一方で業務用ミラーの開発・販売をしているコミーのように、まさに戦いから逃れた結果、成熟した極めてニッチな市場で80%のシェアを獲得しているケースもあります。

成長市場では競合があるのが普通ですので、特にIT業界では平野さんがおっしゃる通りと思いました。

 

■二つ目は、「顧客の声」。

「 お客様は神様」と考えたり、顧客ニーズ・市場調査データを最重要視したり、「具体的案件はあるのか?」と聞くケースです。「顧客の声」に応えようとするのですね。

しかし何が問題なのでしょうか?

実は顧客が求めているのは、今欲しいものです。ですので顧客の声に基づいて今から開発しては遅すぎるのです。さらにニーズに応えるために多くの意見を取り入れた結果、妥協の産物になります。

スティーブ・ジョブスも「人は形にして見せてもらうまで何が欲しいか分からない」と言っています。

インフォテリアでは、開発の際に、最初のバージョンでは顧客の声を聞かずに自分たちの考えや製品コンセプトをキッチリ固めるそうです。その上で、2nd version以降は徹底的に顧客の声を聞くとのこと。

これは深く賛同しますね。

 

■三つ目の罠は、「会議」。

できるだけ多くの意見を取り入れ、全員賛成を目指す。詰めが甘いと次回持ち越し、というケースです。

これは時間がかかりますし、妥協の産物になります。さらにこのアプローチはベンチャーではなく大企業の会議室でも決められます。(大企業とベンチャーの行動原則は違うのですね)

インフォテリアでは「8割OKならGO!」を予め徹底しているそうです。 残り2割の説得するのに8割の時間がかかるからです。残り2割を説得するのを止めれば、5回できることになります。逆に全員賛成は疑ってかかるようにしています。

コンセンサスの罠ですね。

 

■四つ目は、「受託開発」 。

これは技術力の高さが裏目に出ます。「何でも出来ます」というアプローチが可能になり、売上と実績を求めて大型案件狙いになります。

しかし何が悪いのか?それは会社の方向性が失われるからです。

本来、プロダクト開発と受託開発は相容れません。

受託開発は「案件規模を大きく」することを狙います。利益は「売上ーコスト」で常に一定確保。しかし大きくは伸びません。

一方のプロダクト開発は「数多く売る」ことを狙います。売上が開発コストを回収すれば、その後の売上は基本的に利益です。スケールメリットを目指します。

「本来、ベンチャーが投資家と組む意味は『目の前のお金に窮しない』ためではないのか?」というのが平野さんの主張です。

スケーラビリティを捨てないこと。プロダクト開発では、人数を増やさないと売上が伸びないビジネスになってはいけないのです。

実際、伸びているグローバル・ソフトウェア・ベンダーは受託ゼロです。受託をしていたら国外に出て行けません。「強みにフォーカス、目の前のお金のために時間を捨てない」ということです。

 

■五つ目の罠は、「融資」。

十数年前、ハイパーネットは世界初のインターネットによる広告モデルを開発しましたが、「融資マネー」に頼っていたため、経営悪化した際に8億円の融資返済を求められ倒産。経営者の板倉さんは自己破産しました。(「社長失格」という本に詳しく書かれています)

一方、典型的なシリコンバレーのベンチャーは「投資マネー」に頼っています。資金に枯渇してもリスクマネーなので返済義務はなく、自己破産することもなく、新たに会社を作ってチャレンジできます。

もちろん投資は投資で、株式所得があったり、成果分配もあったりして、考慮点も多いのですが、両者の違いを理解することは重要です。

 

どのお話しも、深く賛同致しました。ご自身で、経営の現場で体験しているだけに、大きな説得力があります。

 

平野さん、ありがとうございました!

参加者がTwitterで講演の様子を中継して下さった様子をTogetterでまとめましたので、ご参照下さい。

次回7/18(水)の朝カフェは、e-Janネットワークス 営業部長の三井智博様さんより、「    IT業界における販社ビジネスモデル考~安くて完成度の高い製品は売れない?~」と題してお話しをいただく予定です。

IT業界のご経験が長い三井さんならではのお話しとても楽しみです。

 

 

6月度の朝カフェ、1時間後に開催です #asacafestudy

この5月から「朝カフェ次世代研究会」は月一回、毎月開催になっています。

6月の朝カフェは本日6:30から、インフォテリア代表取締役社長/CEOの平野洋一郎さんによる「No.1獲得の秘訣と罠」です。

UstreamやTwitterでの中継もあります。もしよろしければネットでもご参加下さい。

詳細はこちらにあります。(台風が無事通過していますように!)

 

 

【6月20日開催】第32回「朝カフェ」は、平野洋一郎さんの「No.1獲得の秘訣と罠」 #asacafestudy

次回の「朝カフェ次世代研究会」のご案内です。

次回6/20(水)の「朝カフェ次世代研究会」は、インフォテリア社長/CEOの平野洋一郎さんにご登壇いただき、ベンチャー経営についてご講演いただきます。 

タイトル:「No.1獲得の秘訣と罠」

講師:平野洋一郎さん (インフォテリア社長/CEO)

■講演概要:

実績や信頼性が問われる企業向けソフトウェアにおいてベンチャー企業が得意分野でNo.1の座を手に入れる秘訣は何か?また、No.1を目 指すベンチャー企業が陥りやすい4つの罠を、平野さんご自身の経験を元にお話しいただきます。

日時:6月20日(水) 6:30AM開始

場所:株式会社e-Janネットワークス様オフィス

e-Janネットワークス社長の坂本さんと社員の皆様のご厚意で、早朝から無償で会場を使わせていただいてます。ありがとうございます。

費用:無料

定員:40名 (定員に達し次第、締切)

 

なお、『朝カフェ次世代研究会』の概要は次の通りです。

1.会の目的:マーケティング視点で「次世代的なモノ」を色々と研究しようという会です。次世代的なモノがテーマですが、意外と忘れがちなマーケティングの基本についても、カバーします。

2.参加資格は3つだけ

(1).マーケティング視点で「次世代的なモノ」に興味があること(マーケティングを学ぶ意欲があればOK)

(2).6:30AMに遅刻せず、継続して参加できること (6:40AMに入口を閉めます。ご了承ください)

(3).事前申込(ドタ参なし)、キャンセルは事前通知、他人に迷惑をかけない、といった、基本的なマナーを守れること

3.参加費用:無料です。

4.その他、注意点:こちらに書いていますので、熟読ください。

5.詳細と申込方法こちらをご覧下さい。

(注意:「参加する」ボタンをクリック下さい。申込が行われるとご自分にメールが届きます。メールが届かない場合は、正しく申込が完了していませんので、再度ご確認の上、申込みください。申込がなく当日来られた場合は、参加できませんのでご注意下さい)

6.今後の講演予定こちらに掲載。私自身、楽しみな講演が目白押しです

 

 

第31回 朝カフェは、大木さんの「現代のビジネスパーソンの必修スキル『財務』と『法務』」でした。やっぱりお金と法律は仕事の基本と痛感ー #asacafestudy

昨日開催した第31回朝カフェ次世代研究会は、大木豊成さん「現代のビジネスパーソンの必修スキル『財務』と『法務』」 でした。

 

お金の流れはビジネスの基本です。だから、お金がどのように会社を流れているかを理解すると仕事の視野がより広くなります。

例えば大木さんが紹介されていたのは、資本金3000万円の会社が、開発期間10ヶ月・1億円の案件を受注するケース。

この案件を取ることで会社は大きな売上を立てることができます。とにかく売上を立てたい営業であれば、これは絶対に取りたい案件です。

しかしこの案件を受注すると、ちいさな会社だと多くの場合倒産のリスクがあるのです。

なぜか?

 

このプロジェクトに、10人のエンジニア(人件費50万円/月)で10ヶ月間かかると仮定します。非常に単純化して考えると総費用5000万円で毎月500万円のお金がかかります。受注10ヶ月後に納品してやっと売上1億円が立ちますが、これでもまだ会社にお金は入りません。

売掛金回収が3ヶ月だとすると、1億円が入ってくるのは10ヶ月+3ヶ月=13ヶ月後。

つまり1億円の案件を受注しても、お金が入ってくるのは13ヶ月後なのです。

一方で会社からはこの案件のためにお金はどんどん出ていきます。そして会社はお金が枯渇し支払いが出来なくなると倒産します。

資本金3000万円の会社からするとこれは非常に厳しい条件です。

倒産を回避するためには、案件を受注する前に、売上回収までのお金のやりくりも考える必要があるのです。例えば分割払いにしてもらう、別途資金調達する、等です。

「私の仕事は営業だからそんなの気にしない」というのは、大企業ならばある程度許されるかもしれません。しかし規模の小さい会社だとまさに死活問題。このことを知っているかどうかで、将来のビジネスパーソンとしてのポテンシャルも変わってきます。

 

法律も同様です。例えばマネジメントになった場合、労務管理にあたっては三六協定を理解する必要があります。

 

『財務』と『法務』って聞くと、とっても敷居が高そうに聞こえます。しかし大木さんは様々な観点でとても分かりやすく説明して下さいました。

大木さん、ありがとうございました!

 

参加者がTwitterで講演の様子を中継して下さった様子をTogetterでまとめましたので、ご参照下さい。

 

次回6/20(水)の朝カフェは、オルタナブロガーでありインフォテリア社長でもある平野洋一郎さんより、ベンチャー経営に関するお話しをいただく予定です。これもとても楽しみです。

 

【5月16日開催】第31回「朝カフェ」は、大木さんの「現代のビジネスパーソンの必修スキル『財務』と『法務』」 #asacafestudy

大変お待たせ致しました。

「朝カフェ次世代研究会」のご案内です。

次回5/16(水)の「朝カフェ次世代研究会」は、大木豊成さんより「現代のビジネスパーソンの必修スキル『財務』と『法務』」というテーマで講演いただきます。 

タイトル:「現代のビジネスパーソンの必修スキル『財務』と『法務』」

講師:大木豊成さん

■講演概要:

MBAでは当たり前のように学ぶ『財務』と『法務』ですが、企業内ではともすると専門部署の仕事であって、自分の仕事ではない、と考えてし
まう人がいますが、現代においては既に必修スキルになっています。
なぜ必修なのか、活用できる場面はどういうところか、なぜできないと困るのか、できるとどのように良いのか、についてお話しします。

※財務、法務のスキル研修ではありません。あくまで概念と利用場面についてお話しします。 

日時:5月16日(水) 6:30AM開始

場所:株式会社e-Janネットワークス様オフィス

e-Janネットワークス社長の坂本さんと社員の皆様のご厚意で、無償で会場を使わせていただいてます。ありがとうございます。

費用:無料

定員:40名 (定員に達し次第、締切)

 

なお、『朝カフェ次世代研究会』の概要は次の通りです。

1.会の目的:マーケティング視点で「次世代的なモノ」を色々と研究しようという会です。次世代的なモノがテーマですが、意外と忘れがちなマーケティングの基本についても、カバーします。

2.参加資格は3つだけ

(1).マーケティング視点で「次世代的なモノ」に興味があること(マーケティングを学ぶ意欲があればOK)

(2).6:30AMに遅刻せず、継続して参加できること (6:40AMに入口を閉めます。ご了承ください)

(3).事前申込(ドタ参なし)、キャンセルは事前通知、他人に迷惑をかけない、といった、基本的なマナーを守れること

3.参加費用:無料です。

4.その他、注意点:こちらに書いていますので、熟読ください。

詳細と申込方法は、こちら

(注意:「参加する」ボタンをクリック下さい。申込が行われるとご自分にメールが届きます。メールが届かない場合は、正しく申込が完了していませんので、再度ご確認の上、申込みください。申込がなく当日来られた場合は、参加できませんのでご注意下さい)

 

 

次の朝カフェは5月から開始です #asacafestudy

朝カフェ次世代研究会は2012年1月25日で第4期の最終回が終わりました。

現在、次期朝カフェ次世代研究会を企画中です。

当初は4月18日(水)から開始を予定しておりましたが、諸事情により5月16日(水)開始とさせていただきたく思います。

よろしくお願いいたします。

 

1/25の第30回「朝カフェ」(夜カフェ)は「朝30分の仕事術」と、第4期打ち上げ #asacafestudy

2010年4月から始めた「朝カフェ」も、今回でなんと通算30回。

このように継続できたのも、朝6:30からオフィスをご提供いただいているe-Janネットワークスの坂本さんと社員の皆様、Ustream中継を担当くださっている方波見さん・山田さん、毎回オープニングを担当いただいている大木さん、そして参加いただいている皆様のおかげです。

運営面では、一緒に運営に携わってくださっている大木さん、坂本さん、方波見さん、永井千佳さんにいろいろとお知恵をいただいています。なかなか一人で解決できない問題も、皆さんに相談すると解決できる、ということ実感しています。

 

昨日開催した第30回朝カフェ次世代研究会は、講演予定の方が都合が悪くなりまして、代理として私・永井が『朝30分の仕事術 』をお話しさせていただきました。

昨年7月に出版した『残業3時間を朝30分で片づける仕事術』で書かせていただいた内容に加えて、『企画の方法論』として当ブログに書いた『「網羅思考」よりも「仮説思考」の方が短時間でよりよい結果が得られるという話』を加えてお話しさせていただきました。

とは言え参加者は、朝の良さをよくご存知の朝カフェメンバー。

ですので「早起きするとこんなによい」という話よりも、「早起きしていかに生産性の高い仕事をするか」ということを中心にお話しさせていただきました。

後半の「仮説思考・論点思考」は、次回の本で考えているテーマでもあります。

 

Twitterのつぶやきもまとめてみました。今回はTwitterはやや少なめです。

この後、第4期の打ち上げも行いました。

皆さん、本当にいい仲間で、このようなご縁をいただいたことに感謝です。

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最後は坂本さんに締め括っていただきました。

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皆様、本当にありがとうございました!

 

4月以降の朝カフェは、若干運営方針が変わります。

・月2回(第2・第4水曜)の開催から、月1回(第3水曜)の開催になります
・3ヶ月実施/3ヶ月休みというモードから、通年実施になります。(ただしお盆はお休み)

スケジュールが決まり次第、ご案内いたします。

引き続き、よろしくお願いいたします。

 

 

 

第29回 朝カフェは、永井千佳さんの「あなたの魅力を引き出し、ビジネス力が上がる発声法」。参加者全員、ワークショップで「モテ声」に挑戦しました #asacafestudy

昨日開催した第29回朝カフェ次世代研究会は、永井千佳さんのの「あなたの魅力を引き出し、ビジネス力が上がる発声法」 でした。

坂本さんもブログで紹介されています。

居酒屋でも通る声になりたい #asacafestudy

 

世の中には容姿で「モテる」方々がいます。

残念ながら、私はこれを目指すのはちょっと難しいそうです。

一方で、世の中には「モテ声」といわれる人がいます。

その例として永井千佳さんが紹介されたのは、姜尚中さん、野田総理、真矢みきさん。

永井千佳さんのブログのエントリーで、YouTubeでその声を実際に確認できます。

確かに説得力があり、引きづり込まれます。

特に現代のビジネスでは人前で話す場面はますます増えています。

声に説得力があることは、ビジネスの上でも大きな武器ですね。

 

私の場合は容姿でモテるのは難しそう(っていうかほぼ不可能(笑))ですが、声なら努力次第でなんとかなりそうです。

そのモテ声の要素の一つは「低い声」だそうです。

しかし、単に「低い」だけだとくぐもった(下がった)声になり遠くに届きません。

そこで、遠くに飛ばす声にするために必要なのが、腹で声をだすこと。そのために必要なのが腹式呼吸による発声。インナーマッスルが鍵だそうです。これを鍛える方法も紹介されました。ちなみに腹筋をいくらやってもこれは鍛えられません。

もう一つの要素は「響き」。これは自分の中で響くポイントを見つけること。ハミングで見つけていきます。

これらの方法論、実は全て古くからあるクラシック音楽の手法なのですよね。

 

昨日は二十数名の参加者が全員実際に声を出しながら、「モテ声」をいかに出すか、ワークショップスタイルで進めました。

初めて発声練習する方も多かったと思いますが、皆さん練習すると本当にいい声になりますね。

私も毎週土曜日に合唱団で練習していますが、改めて勉強になりました。

本当にありがとうございました。

 

Twitterのつぶやきもまとめてみました。

次回、1月25日(水)は、講演予定の方が都合が悪くなりまして、代理として私・永井の『残業3時間を朝30分で片づける仕事術 』をお話しさせていたきます。

昨年7月に出版した本に書いた内容を掘り下げたものですが、もともと12/14に講演予定の内容でした。しかし12/14は「会社員しかできない本の執筆術」をお話ししましたので、このお話しは致しませんでした。今回紹介させていただきます。

なお、次回は第4期の打ち上げということで夜の開催(夜カフェ)です。既に過去参加されている方々のみに限定してご案内させていただきますので、何とぞご容赦下さいませ。

 

 

【1月11日開催】第29回「朝カフェ」は、永井千佳さんの「あなたの魅力を引き出し、ビジネス力が上がる発声法」 #asacafestudy

今年も「朝カフェ次世代研究会」は元気に開催して参ります。

次回1/11(水)の「朝カフェ次世代研究会」は、永井千佳さんより「あなたの魅力を引き出し、ビジネス力が上がる発声法」というテーマで講演いただきます。 

 

タイトル:「あなたの魅力を引き出し、ビジネス力が上がる発声法」

講師:永井千佳さん

■講演概要:

近頃「モテ声」と言われる人たちがいます。「モテ声」とは、説得力があり、信頼性を感じさせ、知的で、話している内容がしっかりと聞こえて相手の心に届く。そのような声です。

クラシック音楽の発声技法には、長い年月かかって培われてきた人間の知恵が存在します。クラシック音楽発声のエッセンスを学び、良い声を手に入れようではありませんか。

日時:1月11日(水) 6:30AM開始

場所:株式会社いいじゃんネット様オフィス

(1/4より「e-Janネットワークス」に社名変更)

いいじゃんネット社長の坂本さんと社員の皆様のご厚意で、無償で会場を使わせていただいてます。ありがとうございます。

費用:無料

定員:40名 (定員に達し次第、締切)

なお、『朝カフェ次世代研究会』の概要は次の通りです。

1.会の目的:マーケティング視点で「次世代的なモノ」を色々と研究しようという会です。次世代的なモノがテーマですが、意外と忘れがちなマーケティングの基本についても、カバーします。

2.参加資格は3つだけ

(1).マーケティング視点で「次世代的なモノ」に興味があること(マーケティングを学ぶ意欲があればOK)

(2).6:30AMに遅刻せず、継続して参加できること (6:40AMに入口を閉めます。ご了承ください)

(3).事前申込(ドタ参なし)、キャンセルは事前通知、他人に迷惑をかけない、といった、基本的なマナーを守れること

3.参加費用:無料です。

4.その他、注意点:こちらに書いていますので、熟読ください。

詳細と申込方法は、こちら

(注意:「参加する」ボタンをクリック下さい。申込が行われるとご自分にメールが届きます。メールが届かない場合は、正しく申込が完了していませんので、再度ご確認の上、申込みください。申込がなく当日来られた場合は、参加できませんのでご注意下さい)

 

 

2011/12/14朝カフェ講演「会社員しかできない本の執筆術」。参加下さった皆様、ありがとうございました #asacafestudy

昨日、朝カフェ次世代研究会で、「会社員しかできない本の執筆術」と題してお話しさせていただきました。

今回は35名の方に参加いただきました。今回初参加の方も多くおられました。

少しずつ、「朝カフェ」の輪が拡がっていることを感じます。

 

昨日、講演資料をこちらに掲載しましたが、今回はパワーポイントを使用せずに、ワープロのレジメを配布して、お話ししました。

皆様にTwitterでつぶやいていただいた内容も、こちらにまとめました。

ありがたいことに、全体的に好意的な感想をいただきましたが、反省点が二つあります。

 

1.ちょっと構成を間違えたかなぁ?

最初に「何で私が本を書くのか」ということを10分ほどお話ししました。

「そもそも、会社員が本を書く意味は何なのか?」という最初の動機付けを、自分のケースを例にご説明しました。

しかし考えて見ると、本を書きたいという人の動機は様々です。お話ししたのはあくまで私の個人的なケース。

ここはもう少し短くして、質疑応答に時間を回した方がよかったかな、と思いました。

 

2.「10,000時間の投資」の説明が不十分

本来であれば、

「死にもの狂いで10,000時間没頭することで一流になる。しかし会社員は1年間で2,000時間仕事をしているので、5年で10,000時間に達する。本当に死にもの狂いで5年間過ごせば一流になる筈。しかし我々は本当に5年間でそうなっているのだろうか?」

という問題提起をした上で、

「死にもの狂いで10,000時間の経験を持つ人間にしか書けないことがある。それを書きましょう」

というお話しをするつもりでした。

しかし、ここの説明は中途半端のまま、次に移りました。

パワーポイントであればチャートに書いていることは話さなくても伝わることが多いのですが、話しだけでプレゼンする場合は、話さないことには当然伝わりません。

Twitterを見ると「10,000時間、会社員は5年間で一流になる」という、逆の意味で伝わってしまったようです。

私がちゃんとお伝えする力(というか、語りだけで全てを伝えるという覚悟)が足りなかったためですね。反省しています。

 

しかしTwitterならば、このようなことも後でチェックすると分かります。通常のプレゼンだと、アンケートを見てもここまで分かりません。

よく考えてみたら、凄いことですね。

 

このように色々なことが学べたとともに、プレゼンの怖さを改めて痛感したプレゼンでもありました。

おつきあい下さった皆様、本当にありがとうございました。

今回お話しした話しは、これから徐々にチューンアップしていければと思っております。

 

竹下さんに、講演の様子を写真を撮っていただきました。竹下さん、ありがとうございました。

20111214

 

2週間後の12月23日の朝カフェは、休日のためお休みです。

次回、2012年1月11日(水)の「朝カフェ」は、永井千佳さんによる「クラシックに学ぶ、心を伝える発声法」です。

最近、「ちゃんと相手に伝わるいい声で話せるようになりたい」というビジネスパーソンが多いようです。そういう方々には参考になるお話しになるかもしれませんね。

 

 

【本日12/14(水)6:30AM開始】朝カフェ「会社員しかできない本の執筆術」の講演資料を事前公開。Twitter・Ustreamでライブ参加の方はご覧下さい #asacafestudy

本日の朝カフェで講演させていただきます。

今回は、パワーポイントを使わずに、A4の紙1枚を配布してお話しさせていただきます。

そう言えば、この10年間、パワーポイントを使わないプレゼンはほとんど記憶にありませんね。(笑)

TwitterやUstreamでライブ参加される方もおられるかと思いますので、配布資料と同一内容を下記に掲載致します。ご参考にしていただければ幸いです。

—(以下、資料)—

「会社員しかできない本の執筆術」
(永井孝尚、2011/12/14@朝カフェ)

この3年で5冊、2011年は3冊出版。会社員だからこそ書けた、本の執筆術

1.私は普通の会社員

・1984年新卒で日本IBMに入社、製品企画/セールス/開発、マーケティングを経験、現在に至る

・出版社のコネはゼロ。「いつか自分も本書ければいいなぁ」と漠然と考えていた、フツーの会社員

 

2.ビジネスパーソンの私が本を書くのは、なぜか?

・学生時代から写真活動。本気で写真家になろうと考えていた20代

・20代後半、プロの写真家の現実を知る。「写真が生活の糧」≠「写真は自己表現の手段」

・30代、生活の手段である仕事と、自己表現の写真を分けて考えるようになった
参考:メルマガ「プロフェッショナル・サンデー・フォトグラファー」(2004〜2005年)

・38歳(2000年)、多摩大学大学院で田坂広志先生に出会う 「仕事は作品=アート」

・アートとは何か?
林容子(アートマネジメント) 「進化するアートマネージメント」
「個人の考えや個性を表現する重要な媒体であり、精神を解放し、自由にしていくもの」
「作品を商品化せず、真に自分の創作活動を行いたいがために、あえて一般の職業に就き、作品の創作・発表をする人が増えている。」

村上隆(ポップアーティスト) 「芸術起業論」
「アートでは、コンテキストの構築が重要である」
コンテキスト=世界の事象の中で、自分のアートを関連付けること。論理の構築

・「社会の中で、仕事を通じ自己表現するビジネスパーソン=アーティスト」という考え方
「写真を通じて、自己表現」から、「仕事を通じて、自己表現」へ

・私にとって本の執筆=仕事を通じてコンテキストを構築し、自分の考えを表現する創作活動

 

3.ビジネスパーソンしか書けないことは、何か?

・10, 000時間理論=「鉱脈クラブ」 ビジネスパーソンの場合、それは日々の仕事

・「仕事が最高の学びの場」…不条理と矛盾の固まりの仕事を通じてしか、深く学べないことがある

・私のマーケティングの知識:仕事+本が95%。座学5%

・ビジネスパーソンは自分の経験を、本に書こう
仕事を持つビジネスパーソンは、非専門分野ではジャーナリストやライターにはかなわない。
しかし、自分の仕事の体験・経験・学びには、真実がある

・小エゴ(不満→愚痴)を拡張し、大エゴへ(不満→本質に向き合い社会に訴える)

・専門分野を拡げよう:T型→π型→蛸型→イカ型

 

4.ビジネスパーソンが出版するには、どのようにすればよいか?

・ジレンマ:執筆経験がないビジネスパーソンには、出版社は依頼しない

・幻想だった、「ブログを書いていれば、出版社から本の話が来る」

・ブログが書けても、本は必ずしも書けない。(1枚の素晴らしい写真 vs 写真展)

【課題1】不特定多数向けの文章力。→実は、会社員は有利。日々作る大量文書
足りないのは、不特定多数向に書く訓練:ブログを活用。できれば実名。退路を断つ
参考:「IBM ソーシャル・コンピューティングのガイドライン」 (検索してみて下さい)

【課題2】本を書く力の証明→だから、まず一冊書く。経験をためる

【課題3】自費出版は大変 (本質は、「一冊書くこと」)

①費用の壁→直接印刷会社発注(今はKDP)
②販売・配送の壁:アマゾンe託販売/KDP

【永井の試行錯誤】
2008年「戦略プロフェッショナルの心得」(自費出版)→本を書ける力の証明
2009年「朝のカフェで鍛える実戦的マーケティング力」(秀和システム)→初の商業出版
2011年「バリュープロポジション戦略50の作法」(自費出版)→英語版での電子出版前提
2011年「残業3時間を朝30分で片づける仕事術」(中経出版)→初の執筆依頼
2011年「100円のコーラを1000円で売る方法」(中経出版)→「朝カフェ」廃刊で全面書き直し

ひたすらPDCAを回すこと。学んだことを次に反映し、改善すること

 

5.しかし多忙な本業と限られた時間。どのように時間を捻出するのか?

・仕事と両立する唯一の方法は、生産性向上

・永井の場合、朝時間徹底活用(「朝30分仕事術」本業が多忙な5月、朝時間活用で11日で執筆)

知的作業の本質は、アイデア 「アイデアを生む方法」

TO DOリストと優先順位 = 「本当は必要ない仕事」と、「本当に必要な仕事」の見極め

コミュニケーション方法の見直し。段取り

 

6.会社との関係は、どうするか?

・会社には話を通しておこう(上司、広報、人事/労務)

・理由はトラブル防止:顧客・取引先の関係。勤務先の守秘義務・著作権の問題。就業規則

・社内にプロセスがあるかを確認。(例) 3つのプロセス

①社外著作講演届(ブランディング)
②社員自家営業(利益相反)
③著作権譲渡

 

 

7.出版社との関係を、どう考えるか?

・まずは企画書!【想定読者/読者の価値/VP →コアメッセージ、ストーリー概要。目次構成】
読者はお客様。「書きたいこと」ではなく、「読者が読みたいこと」を書く
「読者の成長を支援することを書くべし」(田坂広志先生)
企画書が書けない=読者にとって価値ある本を書く力は、まだない。まず力を付けよう

・どうやって編集者と知り合う?…知人の紹介、ソーシャルメディア、…..

・編集者はプロフェッショナルであり、読者代表。
「売れるために書くこと」の是非:本は媒体。自分の考えを伝えるのであれば、よきこと

・出版のリスクを取っているのは、著者ではなく、出版社

 

8.まとめ

・ビジネスパーソンだからこそ、自分の学びを本に書ける。継続すれば出版は可能

・一人一人のビジネスパーソンが自分の学びをもっと情報発信すれば、日本/世界を変えられる

—(以上、資料)—

 

会場で、あるいはTwitterやUstreamを介して、皆様にお会いできることを楽しみにしております。

 

 

ビジネスパーソンは、仕事で学んだ経験を、本に書こう。ということで勉強会の再度ご案内です #asacafestudy

著名人やジャーナリストではなく、普通の一般人で本を書く人が増えています。

かく言う私もIT企業でマーケティングを担当している会社員ですが、先々週に上梓させていただいた「100円のコーラを1000円で売る方法」(中経出版)は、私にとって5冊目、今年3冊目の本になりました。

 

一般人で本を書く人が増えたのは、パソコンやワープロ、インターネットなど、容易に本を書くための「技術」が身近になったということも一因でしょう。(なにしろ昔は、原稿用紙に文字を入れながら一冊分書いたのですから。これだけ考えても、特殊技能です)

しかし、「本を書く技術が身近になった」からと言って、本業を抱えるビジネスパーソンが、プロの作家やジャーナリスト、ライター、大学の先生と同じ土俵で書いたとしても、これらの方々を凌ぐ価値のある本を書けるとは必ずしも限りません。

例えば、ビジネスパーソンがジャーナリストが時間をかけて徹底的に取材して書く内容を超えるのは、至難の業です。

 

しかしビジネスパーソンが、プロの作家、ジャーナリスト、ライター、大学の先生を超える内容の本を書ける分野があるのです。

何か。

それは、自分が仕事で深く学んだ経験を、読者に分かりやすく書くことです。

世の中の出来事を調べて書いたものは、世の中にもっと深く知っている人がいる可能性があります。

プロの作家、ジャーナリスト、ライター、大学の先生は、そういう世界で勝負している人達です。

ビジネスパーソンが仕事の合間に専門分野外のことを手間をかけて調べたとしても、より詳しい人と議論すると、論破される可能性もあります。

しかし自分が仕事で学んだことは、自分だけのもの。世の中で一番詳しいのは、他ならぬ自分です。

ですので、ビジネスパーソンが本を書く場合は、自分が仕事で深く学んだ経験を書くことで、読者にとって大きな価値を提供することが出来ます。

 

12/3にご案内の通り、12/14(水)の「朝カフェ次世代研究会」で、

「会社員しかできない本の執筆術」

と題して、お話しさせていただきますが、ここでは、上記に加えて、ビジネスパーソンの私にとっての本を書く意味、本を出版するための方法論や考え方などをご紹介する予定です。

私もまさに経験を深めようとしている真っ最中ですので、できる限り質疑応答や議論する時間も取りたいと思っています。

まだ10人ほど余裕がありますので、参加されたい方は、こちらをご参照して、お申し込み下さい。

参加費無料、朝6時半開始、遅刻・ドタ参・ドタキャンしない方であればどなたでも参加いただけます。

 

 

【12月14日開催】第28回「朝カフェ」は、永井孝尚 「会社員しかできない本の執筆術」 #asacafestudy

次回12/14の「朝カフェ次世代研究会」は、私・永井孝尚より「会社員しかできない本の執筆術」というテーマでお話をいただきます。 

 

タイトル:「会社員しかできない本の執筆術」

講師:永井孝尚

■講演概要:

会社員として仕事をする一方で、この3年で5冊、2011年は3冊出版しました。
会社員だから書けた、本の執筆術をお話しします。

・なぜ、ビジネスパーソンの自分が、本を書くのか?
・ビジネスパーソンしか書けないことは、何か?
・ビジネスパーソンは、どのようにすれば出版できるのか?
・多忙な本業と限られた時間。どのように時間を捻出するのか?
・会社との関係は、どうするか?
・出版社との関係を、どう考えるか?

「いつかは出版したい」という方にお勧めです。

日時:12月14日(水) 6:30AM開始

場所:株式会社いいじゃんネット様オフィス

いいじゃんネット社長の坂本さんと社員の皆様のご厚意で、無償で会場を使わせていただいてます。ありがとうございます。

費用:無料

定員:40名 (定員に達し次第、締切)

なお、『朝カフェ次世代研究会』の概要は次の通りです。

1.会の目的:マーケティング視点で「次世代的なモノ」を色々と研究しようという会です。次世代的なモノがテーマですが、意外と忘れがちなマーケティングの基本についても、カバーします。

2.参加資格は3つだけ

(1).マーケティング視点で「次世代的なモノ」に興味があること(マーケティングを学ぶ意欲があればOK)

(2).6:30AMに遅刻せず、継続して参加できること (6:40AMに入口を閉めます。ご了承ください)

(3).事前申込(ドタ参なし)、キャンセルは事前通知、他人に迷惑をかけない、といった、基本的なマナーを守れること

3.参加費用:無料です。

4.その他、注意点:こちらに書いていますので、熟読ください。

詳細と申込方法は、こちら

(注意:申込が行われるとご自分にメールが届きます。メールが届かない場合は、正しく申込が完了していませんので、再度ご確認の上、申込みください。申込がなく当日来られた場合は、参加できませんのでご注意下さい)

 

 

第27回 朝カフェは、ライフネット生命保険社長 出口治明さんの「情報発信の需要性」。朝カフェ史上最大の盛り上がりでした #asacafestudy

昨日開催した第27回朝カフェ次世代研究会は、ライフネット生命保険社長 出口治明さんの「情報発信の需要性」 でした。

朝カフェは、多くの方々のご厚意で成り立っています。

そもそも朝6時半から数十名の朝の勉強会で使える会議室なんて、都内にはありません。少なくとも昨年年初、朝カフェを企画していた頃に私が探した時は見つけられませんでした。

そのような貴重な場所を、しかも無償で使わせていただけるのも、いいじゃんネット社員の皆様と社長の坂本さんのご厚意です。

講師も、参加者の有志が持ち回りで、しかも無償で引き受けて下さっています。

「遅刻しない」「ドタキャン、ドタ参しない」等のルールをキッチリ守られているのも、モラルが高い参加者の皆様のおかげです。

「朝カフェ」は、このように非常に多くの方々のご厚意で成り立っている勉強会なのですよね。

 

今回の出口さんのご講演も、朝6時半からという普通では考えられない時間帯のご講演を、しかも無償でご快諾下さいました。本当にありがたいことです。

今回の参加者は40名でした。

朝6時半に40名も一部屋に集まっているのは、なかなか壮観です。たぶん、都内広しと言えども、この日の朝に6時半に40名も集まっているのは、いいじゃんネット様オフィスくらいのものだったのではないでしょうか?

 

出口さんのお話しは「目から鱗」の連続で、本当に素晴らしいものでした。

大木さんが「面白すぎてtsudaれない」とTwitterで書いていましたが、まさにその通りの内容でした。

既に下記ブログでも紹介いただいています。

Think differentならぬThink simpleでいこう!(大木さん)

ライフネット生命の商品は「タテ・ヨコ思考」の成果物ということがわかった #asacafestudy(柳下さん)

 

私がTwitterに書いた中から、主なモノをピックアップしてみました。〔編集しています)

■数字、ファクト、ロジックのみで考え、数字で議論すべし。国語で議論していたら結論にならない。現在のTPPの議論はまさにそうである。

■日本国の税収は現在40兆円。今後バブル期以上の景気は来ないだろう。だからバブル期の税収60兆円を超えることはない。だから頑張っても税収50兆円。一方、日本国の支出は92兆円。38兆円が地方交付税と国債で削れない。残り54兆円。これをどう考えるか?

■国債・地方交付税を除いた支出54兆円のうち29兆は年金と医療。3割削って20兆。6兆は文教で5兆は自衛隊。これらで削れるのはわずか。5兆は公共事業でこれを削ると景気が悪化する。だから夢のような総理でも支出は80兆円までしか下がらない。支出80兆円引く税収50兆円の30兆円をどう工面するかが考えるべきこと。中学生の算数で考えれば分かる話。「景気がよくなると税収が増える」と言っている人は、これを無視して大衆迎合している

■日本で大変なのはデモグラフィックの変化だ。少子高齢化は人口構成変化に他ならない。2000年は3.6人で老人一人が支えていた。2025年は1.8人。2050年には1.2人になる。

■日本は年齢で例えると45-50歳。高齢者の戦略は高通貨・高金利の政策。つまり自分の魅力をお金で補う。しかし問題は借金が多いので低金利政策しかできない。50歳なのに20歳の若者の戦略を取っているので大変

■この根本的な原因は1票の格差。田舎の有力者(老人男性)が政治リーダーになりやすい。だから都会の働く女性が大変なのが、よく分からない。だから待機児童が減らない。

■「国債の95%は国内のお金で持っているから大丈夫」という議論はガラパゴス的議論である。国際的な議論では「政治とは税金の分配」。借金とは、子孫の取り分を自分達が先に勝手に使ってしまうということである。政治の正当性の問題である。

■国際社会では政治の正当性の認識があるので、トロントサミットは、G20のうち日本以外の19カ国は2013年までに財政赤字を半減することにサインした。しかし日本の総理は帰国の途についたとき、「今回のサミットはよかった。財政の重要性が理解できた」と言ったとか言わなかったとかいう話がある。そもそもの認識のレベルが違う

■戦後の日本がなぜうまく行ったのか?それはアメリカに負けたから。国民は全員「悔しい。米国に追いつき追い越せ。真似をしろ」というコンセンサスがあった。統制経済・談合・鎖国で経済のことばかり考えて頑張った

■しかし、成長して日本も大国になった1980年代に米国が、「日本はもう大きくなったから。自分で責任を果たせ。統制経済・談合はやめろ」と言われた。→これが為替の自由化。金融の自由化。(前川レポート) ここでバブル崩壊と冷戦終結(グローバライゼーション)が起こった。

■冷戦終結前はグローバル経済(中間層)は5億人だった。冷戦終結後に30億人に膨れあがった。「一人歩きしろ」と言われた時に大変な状況に投げ込まれた。そこで日銀はゼロ金利でカンフル剤を打って企業に自立を促した。しかしカンフル剤を打ち続けているうちに企業は「気持ちいい」と思ってしまい、前川レポートで指摘した構造変革は起こらなかった

■高度成長期までは、会社の業績は関係なく収入は増えてきた。難しことはお上に任せていればOKで、何も考えずに済んだ。新聞のことを鵜呑みにしていた。これからは自分で考えなければ解はない時代だ

■成功体験がある人が変革の邪魔をする。成功体験のある人に成功体験を忘れてもらうことが必要。しかし成功体験を忘れるのは不可能。だから、ダイバーシティしかない。成功体験のない人(女性、マイノリティ)を経営陣に入れることだ

■政治は付加価値は生まない。付加価値を生むのは民間であり経済である。経済界が、日本の競争力低下を政府日銀を理由にするのは、自らの責任回避でしかない

■情報発信の重要性。1981年に興銀がIT課を作った。→すると、日本中から腕に覚えのある人がやってくる→当然負ける。そして負けると学ぶ。このように情報発信しなければまったく学べないし、分からない

■アクサCEOの言葉。ベトナム進出の際、市場調査は一切しなかった。そのかわり、新聞広告で「アクサはベトナムに進出するので社長を募集する。ベトナムのことが分かる人はレポートを提出して欲しい」と出した。申込みが殺到した。その中から一番優秀な人を雇用した。これも情報発信が重要な例

■大昔、情報発信は大変でコストがかかりリスクもあった。今は情報発信コストはタダだ。むしろ個人の方が情報発信できる時代。個人の力がものすごく大きくなっている時代。どんどんやるべきだ

■若い人が大切なのは、まずビジネスを乗り切れる身体の健康を作ること。その上で、英語の読み書き。Googleで検索し、英語で数字・ファクトが取れれば、日本のメディアが非常にゆがんでいることが見える

■ちきりんの「自分のアタマで考えよう」はオススメである。自分のアタマで考えるロジックを教えてくれる。

■情報発信について、ライフネットのケースでは本と論文。10冊以上を出口さんと副社長の岩瀬さんが作っている。SNSも積極的。「会社を知って欲しい」との思いから。リアルの場としても、講演を年間200回以上やっている。10人以上集まれば全国どこでも行く。

■情報発信の場合、メッセージの一貫性と整合性が何よりも大切である。たとえば「人類皆兄弟」&「戸締まり用心」と言っているCM。海外の友人が「なんでこんなことを許しているんだ」と指摘されて、初めて言っていることにギャップがあることに気づかされた。新聞雑誌を鵜呑みにするので、違和感を感じないのが問題である

■情報発信の落とし穴:情報発信だけで自己満足になってはいけない。情報発信は目的ではなく手段。「世界を変えたい」と思うから情報発信するのだ。あくまで情報発信はスタートである。PDCAサイクルを回すことが大切

■反応が殺到して受け皿がないとPDCAが回らない。受け皿を用意する。準備をすることが大切。すぐれた新聞記者は10聞いて1しか書かない。だからいい記事を書ける。「急がば回れ」だ

■ライフネットの場合、海外に対しても情報発信している。ひらすら英語で論文を書き、英語でスピーチをしている。この結果、海外の方からライフネットにアプローチしてくる。既に引き合いが数カ国から来ている。だから、小さい会社でもグローバルの展開は可能だ。ただし自分から海の中を探すのではなく、自分が海の中で光を出すのだ

■ライフネットについて:日本では全世帯の6割が平均所得以下で暮らしている。この人達はデフレだから生活できる。「諸悪の根源はデフレ」と言っている人は、この現実が分かっていない

■日本の問題は若い人が貧しいこと。だから、おじいさん・おばあさんは放っておいて、若い人を大切にしないと、この国はもたない。だからライフネットでは保険料を半額にした。例えてみると、ライフネットは缶ビール。飲み屋だと飲み屋の人件費が乗っている。ライフネットは運営経費をギリギリに削っている。大手はここが高い(日本中に店舗がありお金がかかっている)

■20世紀の生命保険は死亡保険だった。旦那が死ねば一家が路頭に迷うから。しかし今は3割が一人暮らし。子供がいない夫婦も多い。だから極論すれば死亡保険は不要。だから「働く人の保険」、つまり就業不能の保険を作った

■ライフネットはネットの中にしか店がない。だから、いかに知ってもらうかがチャレンジ。TV CMはお金がかかり保険料アップに繋がるので極めて限定的にしかしていない。そのために、草の根的に理解してくれる仲間を増やしている

 

私は学んだことが満載でしたが、特に「情報発信は目的ではなく、手段」というところは、お聞きして背筋が伸びる思いでした。

私も、日本がよりよい国になるために、ビジネスパーソンがもっと情報発信できればと思って、朝カフェをやったり、ブログや本を書いています。おかげさまで仲間も増えてきました。この思い、忘れてはいけないな、と思いました。

出口さん、本当にありがとうございました。

 

Twitterのつぶやきもまとめてみました。

 

次回、12月14日(水)の朝カフェは、私・永井の『残業3時間を朝30分で片づける仕事術 』の予定です。7月に出版した本の内容をお話しする予定ですが、もしかしたら若干内容を変更するかもしれません。

後ほど、正式にご案内致します。

 

【11月9日開催】第27回「朝カフェ」は、ライフネット生命保険・出口治明社長「ビジネスパーソンは情報発信しよう」 #asacafestudy

次回11/9の「朝カフェ次世代研究会」は、ライフネット生命保険社長・出口治明様より「ビジネスパーソンは情報発信しよう」というテーマでお話をいただきます。


私は1年半前に、出口様にインタビューした際に、このお話しをお聞きし、とても啓発されました。朝カフェを開催し続けている一つの大きな理由でもあります。

今回、出口様には朝6時半という早い時間にご講演をご快諾賜り、大変有り難く
思います。

 

タイトル: 「ビジネスパーソンは情報発信しよう」

講師:出口治明さん

■講演概要:

下記は出口様からのメッセージです。

個人の競争力を高めるには、まず情報発信すること。

情報発信には批判を受け止める覚悟が必要ですが、批判を受けたら学び直せばいいだけです。この結果、競争力を高めることができる。まず、『競争したい』という意思表示をすることが必要です。

『自分を開く』ということは『競争する』ということと同義です。素晴らしいことです。

個人を強くしなければ日本は強くなりません。日本の問題は、企業も政府も大学も個人も、グローバルに競争しようとしないこと。

歴史的に見れば、より頑張った企業や町や国が、豊かになる、という単純な事実しかありません。

今回の講演では、その想いについてお話しさせていただきます。

日時:11月9日(水) 6:30AM開始

場所:株式会社いいじゃんネット様オフィス
費用:無料
定員:40名 (定員に達し次第、締切)

なお、『朝カフェ次世代研究会』の概要は次の通りです。

1.会の目的:マーケティング視点で「次世代的なモノ」を色々と研究しようという会です。次世代的なモノがテーマですが、意外と忘れがちなマーケティングの基本についても、カバーします。

2.参加資格は3つだけ

(1).マーケティング視点で「次世代的なモノ」に興味があること(マーケティングを学ぶ意欲があればOK)

(2).6:30AMに遅刻せず、継続して参加できること (6:40AMに入口を閉めます。ご了承ください)

(3).事前申込(ドタ参なし)、キャンセルは事前通知、他人に迷惑をかけない、といった、基本的なマナーを守れること

3.参加費用:無料です。いいじゃんネット様のご好意で、無償で場所をお借りしています。感謝。

4.その他、注意点:下記サイトに書いていますので、熟読ください。

詳細と申込方法は、こちら

(注意:申込が行われるとご自分にメールが届きます。メールが届かない場合は、正しく申込が完了していませんので、再度ご確認の上、申込みください。申込がなく当日来られた場合は、参加できませんのでご注意下さい)

 

 

 

第26回朝カフェは、川上暁生さんの「戦略と戦術」。戦略の基本となる仮説検証の必要性がよく分かりました #asacafestudy

昨日開催した第26回朝カフェ次世代研究会は、川上暁生さんの「戦略と戦術」 でした。

川上さんとはオルタナブロガーになってからのおつきあいですが、実は私、川上さんのお話をお伺いするのは、考えてみると初めてです。

ワークショップスタイルでしたが、戦略の要諦がハラに落ちて分かる、素晴らしい会になりました。

 

今回のワークショップの題材は、ドッジボール。「ドッジボールで、戦略と戦術を考える」というものです。

このドッチボールを題材に取り上げられたことが、素晴らしいと思いました。

おそらく誰もが小学生の時に、体育の時間にドッチボールの経験があると思います。しかし実際には、ほとんどの人はその正式ルールを知りませんし、勝つための戦略や戦術の定石を知りません。

ワークショップの最中に、川上さんが画面に映したのは、ドッチボールのコートの図面のみ。

最初に、「これから皆さんに勝つための戦略と戦術を立ててもらいます。その戦略と戦術を立てるために知りたいドッチボールのルールを質問して下さい」と参加者に問いかけ、最初の20分間はいきなり質疑応答から始まりました。

この方法は素晴らしいですね。質疑応答でワークショップが冒頭から活性化されます。私は質疑応答はお話しの最後に行うものという先入観があったのですが、それが崩されました。

一通り質問が終わった後、参加者各自の戦略を順に聞いていき、それらに対する他の人の意見も尋ねます。

さらに、個別の戦術についても、聞いていきます。

そして、最後に実際のドッチボールの試合ビデオを見せます。東京都大会の準決勝なので、かなり高いレベルです。

 

実は私、実際の試合を見て愕然としました。

私が当初「こうすれば勝てるはず」と思っていた戦略と、実際に試合で勝つチームが行っている戦略は、全く違ったものでした。(ネタバレになるので、詳しいご紹介は割愛します)

この経験で、いかに先入観が当てにならないかを身を以て実感しました。

考えてみると、自分が「勝てる」と思っていた戦略は、あくまで仮説です。実際はその仮説は、なるべく早い段階で正しいかどうかを、検証しなければいけません。

仮説を検証しない限り、間違った先入観で立てた戦略のまま、貴重な時間と、人モノ金の資源を投資し続けながら、ほとんど成果が上がらない、ということになります。

これって、とても怖ろしいことですよね。

でも、この先入観で立てた戦略のまま、何年間も間違った戦略を変えずに続けているケースは、世の中に結構あるようにも思います。

「仮説検証」のPDCAを回す重要性が、とてもよく分かったワークショップでした。

川上さん、ありがとうございました。

 

Twitterのつぶやきもまとめてみました。

次回、11月9日(水)の朝カフェは、ライフネット生命保険・社長の出口治明様に、『ビジネス パーソンは情報発信しよう 』と題してご講演をいただきます。

私は1年半前に、出口様にインタビューした際に、このお話しを直接お聞きし、とても啓発されました。朝カフェを開催し続けているのも、出口様のこのお話しを伺ったことが、一つの大きな理由です。

今回、出口様には朝6時半という早い時間にご講演をご快諾賜り、大変有り難く思います。

後ほど、正式にご案内致します。お楽しみに。

 

 

【10月26日開催】第26回「朝カフェ」は、川上暁生さんの「戦略と戦術」 #asacafestudy

次回10/26の「朝カフェ次世代研究会」は、川上暁生さんの「戦略と戦術」です。

今回はパワーポイントのプレゼンなしのワークショップ形式だそうです。

ワークショップでどのような戦略と戦術が学べるのか、….楽しみですね。

タイトル: 「戦略と戦術」

講演:川上暁生さん

■講演概要:
あるテーマを参加者の皆様に与えます。
最初に、最低限の情報のみをお伝えします。そして、ゴール、目標を与えます。
そのゴールを目指して、参加者一人一人、時には、協力しながら、また、
他人の意見を参考にしながら、戦略と戦術を考えていきます。
知りたい情報を見つけだし、質問を通じて獲得して、イメージを作り上げていきます。
戦略とは?、戦術とは? そして、戦略の立て方、戦略を立てるために必要な情報の
集め方、戦略を実現するための戦術の立て方をモデルケースを通じて体験し、
ご自身の得意不得意を見つめていただくワークショップ形式の勉強会です。

日時:10月26日(水) 6:30AM開始

場所:株式会社いいじゃんネット様オフィス
費用:無料
定員:40名 (定員に達し次第、締切)

なお、『朝カフェ次世代研究会』の概要は次の通りです。

1.会の目的:マーケティング視点で「次世代的なモノ」を色々と研究しようという会です。次世代的なモノがテーマですが、意外と忘れがちなマーケティングの基本についても、カバーします。

2.参加資格は3つだけ

(1).マーケティング視点で「次世代的なモノ」に興味があること(マーケティングを学ぶ意欲があればOK)

(2).6:30AMに遅刻せず、継続して参加できること (6:40AMに入口を閉めます。ご了承ください)

(3).事前申込(ドタ参なし)、キャンセルは事前通知、他人に迷惑をかけない、といった、基本的なマナーを守れること

3.参加費用:無料です。いいじゃんネット様のご好意で、無償で場所をお借りしています。感謝。

4.その他、注意点:下記サイトに書いていますので、熟読ください。

詳細と申込方法は、こちら

(注意:申込が行われるとご自分にメールが届きます。メールが届かない場合は、正しく申込が完了していませんので、再度ご確認の上、申込みください)

 

 

第25回朝カフェは、大木さんの「零細ベンチャーの出版マーケティング」 でした #asacafestudy

昨日開催した第25回朝カフェ次世代研究会は、大木豊成さんの「零細ベンチャーの出版マーケティング」 でした。

既に5冊も本を出版されている大木さん。5-6年前に初めてお会いした頃は初めてのご本「ファシリテーターの道具箱」を共著で出版され、その後お一人で「ソフトバンク流 超速断の仕事術」を出版。昨年から急加速して立て続けに3冊を出版されています。

 

お話しは、以前、私が大木さんに出版について教えていただいたことが随所に入っていて、網羅的に体系化されており、とても分かりやすい内容でした。

参考までに、私は昨年、大木さんにビジネスパーソンの出版戦略についてインタビューさせていただき、ブログ記事にしました。併せてご覧いただくと、理解が進むかもしれません。

■2010/8/15 ビジネスパーソンの出版戦略:大木豊成さんインタビュー(その1)「企画に3ヶ月かけた2冊目の本」

■2010/8/16 ビジネスパーソンの出版戦略:大木豊成さんインタビュー(その2)「実名ブログを書くと、出版する力がつけられる」

■2010/8/17 ビジネスパーソンの出版戦略:大木豊成さんインタビュー(その3)「企画書を書こう!」

 

今回のテーマは、このインタビューの時からさらに進化し、「ベンチャー経営者にとって、出版はどのような意味があるか?」

知名度がないベンチャーにとって出版は、市場、潜在顧客、取引先等へのコミュニケーションする際の強力な手段にもなります。

ただ留意すべきは、出版社は、出版がビジネスであること。(当たり前のことですね)

ですので、

①出版社にとって売れる内容で、
②ベンチャー経営者にとってもメリット(見込み客や取引先に自社の強みを訴求できる、等)があり、かつ、
③読者にとってもコンテンツが価値がある

という着地点が見つかれば、まさに大木さんがおっしゃっていた「零細ベンチャーの出版マーケティング」のWin-Win関係が成立することになります。

逆に出版社から強い要望があったとしても、自社のビジネスにならなければ、経営者の立場として書かない、というのが大木さんの立場でした。投資時間に見合ったメリットがないからです。なるほど、と思いました。

これが個人での出版になると、「自社のビジネス」という判断基準はずっと弱くなります。例えば私の場合、写真関係の執筆依頼や写真集出版のお話しが来たら、自分の仕事(ソフトウェア会社のマーケティング)とはまったく関係がありませんが、多分すぐお受けすると思います。個人であれば、趣味の世界の延長として成立するのですよね。(もちろん、コンテンツが出版社や読者にとって価値があることが大前提ですが)

他にも参考になることが沢山ありました。

例えば、「周りからは、印税をもらって、給与以外でもうけていると思われがちだが、実態はまったく違う。印税が意外と少ないということは意外と知られていない」という点。

これはおっしゃる通りですね。

私の場合今まで4冊の本を出しました。うち2冊は自費出版のため未だに投資が改修できず数十万円の赤字。出版社から出版する場合も、執筆にかけた時間から考えると、初版については同じ時間マックでバイトした方が実入りが良かったりします。増刷するかどうかは売行き次第です。

また、「長年ブログを書いているが、ブログからは出版の打診はない。しかし仕事をしている相手がブログを読んでいることはある。ブログだけでは完結しない。リアルな世界が必要」という話もありました。

私もブログ経由で出版や記事執筆の依頼をいただくことはほとんどないので、これは私も実感します。

もちろん、オルタナブロガー仲間の中には、「ブログを書いていたら、出版の話が来た」という方々がおられます。もちろんそういう方々は素晴らしいコンテンツをお持ちなのですが、実際には多数派ではないと思います。

 

大木さんのご講演は、出版に関する様々な考えをうまく整理する機会になりました。

大木さん、ありがとうございました。

TwitterのつぶやきもTogetterでまとめました。

次回、10/26開催の第26回の「朝カフェ次世代研究会」は、川上暁生さんの「戦略と戦術」です。モデルケースで体験できるワークショップだそうです。楽しみです。