私は、仕事を離れたところで、色々なコミュニティに関わっています。
このようなコミュニティの活動を活性化するためには、コミュニケーションを円滑にすることがとても大切。
そのためには、メーリングリスト(ML)は重要な手段です。
そこで、私は2000年頃からMLを使っています。
よく使用しているのが、Yahoo!グループ。(当時使用はeグループ)
これで色々なMLを管理していたのですが、問題もありました。
1.ケータイの場合、特定アドレスに対して配信されないことがあること。同一アドレスでも、あるMLだと配信されるのに、別のMLだと配信されないことがよくありました。
2.特定ノードのメールアドレスに対して、配信に時間がかかる場合があること。
3.管理者の使い勝手。MLのタイトル変更とか、管理者変更、設定変更など、など、何かやりたいときにあちこちを探しまくることになります。
重要な連絡が特定メンバーに配信されないととても困りますし、タイムリーに伝わらないのも困ったりします。
私が運営しているコミュニティでも、メンバーから苦情をよく受けました。
Yahoo!に問い合せても、原因が特定できないようで、なかなか解決しません。
そのまま代替案もなく、数年が過ぎました。
困っているうちに、昨年4月に「朝カフェ次世代研究会」を立ち上げた際、方波見さんがMLを作って下さいました。
そこで方波見さんが使っていたのが、Google Groups。
上記で困っていた問題は、全て解決されていました。
1.まず、原因不明で配信されないケースは、激減しました。
2.時々配信されない場合もありますが、メンバーリストでどのアドレスに問題が起こっているかがすぐに分かります。(再登録すると、解決する場合もよくありました)
3.管理者にとっての使い勝手も、Googleらしくて分かりやすくなっています。この手の管理に割ける時間は限られているので、これはとても助かります。
4.さらに、MLに返信する際に、メール発信者に返信するのか、MLに投稿するか、という選択ができるようになりました。つい間違って個人宛の積りのメールを、MLに投稿してしまうミスもあったりするので、この機能はありがたいですね。
ということで、昨年末に、それまで私が管理していたMLのほとんどを、Yahoo!グループから、Google Groupsに移行しました。
今のところ、順調に運用できているので、まずは一安心。
配信エラーもなくなり、管理の手間も少し楽になって助かっています。