2011年1月23日の日本経済新聞の記事「米国のホスピス、命の輝き、患者と形に」で、米国のホスピスで死を目前にした患者たちが人生の意味を確認する試みが紹介されています。
その形は、美術展開催、自分史の記録、等、様々。
記事は、以下の言葉で締めくくられています。
—(以下、記事より引用)—-
限られた時間の中で発信する命の輝き。満ち足りた気持ちで最期を迎えるための支えが、ホスピスの中から生まれている。
—(以上、記事より引用)—-
この方々は、余命6ヶ月と診断された人たちです。
一方の私たち。
恐らく、余命が100年ということは滅多にないでしょう。
30年かもしれませんし、3年かもしれません。
あるいは、思わぬ事故に遭遇した結果、3ヶ月かもしれません。
いずれにしても、有限であることには変りありません。
本質的には、ポスピス患者とは、何も変わりません。
だから、人生の意味を確認して、考えて生きていきたいものです。
私が20代の頃から写真展を行ったり、最近になって出版するのも、その確認作業という面も多いように思います。