忙しい時こそ、しっかり休まなければならない理由


坂本さん「寝不足についてアドバイスいただきました」というエントリーを書いておられます。

「眠たい時と頭が冴えている時のアウトプットの品質は全く違う」という部分、まさに「朝の知的作業の生産性は、夜の残業で疲れた状態の6倍」という話であり、まったく同感です。

私が特に参考になったのは、坂本さんがある社長さんからアドバイスをもらったという次の言葉です。

1.社長さんの仕事に定型化されたものなどありません。すべてが創造的です。ですから、眠気は禁物=睡眠時間を確保しなければいけません。そして、芸術的にみても素晴らしい創造的仕事をして下さい。

確かに、忙しいときこそ、頭が常に冴えている状態を保つことが本当に大切ですね。

 

1年ほど前に、「PM、元気でひまがいい」というエントリーを書かせていただきました。

厳しく忙しいプロジェクトほど、プロジェクトをまとめるプロジェクト・マネージャー自身がいつも元気で、余裕を持って判断し、仕事をしている形で進めたいものです。

 

一方で以前、「忙しい中で、緊急度の高い仕事ばかりしていたら、ますます忙しくなってしまう。ではどうするか?」というエントリーも書かせていただきました。

忙しい時は、「重要で緊急な仕事」が増えてしまっている状況が多いのもまた、事実だと思います。

このような時こそ、「重要で緊急な仕事」は優先順位を付けて片づける一方で、「緊急ではないが重要な仕事」も、意識的に優先順位を上げて地道に行い、「重要で緊急な仕事」の比率を下げるようにしていきたいところです。

その判断が的確に出来るようにするためにも、忙しいときこそ睡眠時間をしっかり確保し、意識的にちゃんと休むようにしたいものです。