人と組織文化のことを考えた、ある出来事


2年半前に「3年目の訃報」というエントリーを書きました。

このお世話になった方が世を去られてから5年が経ちます。

レストランの支配人として、店全体をとりまとめておられました。大変なご多忙さを微塵も感じさせず、店全体を統括されながら心のこもったサービスを提供されていました。

 

先日、久しぶりにこの方が支配人を担当されていた店の前を通りました。

店の入り口では、来店されるお客様を待っているお店の方が二人、にこやかに談笑されていました。その様子からも、この店の変わらないよい雰囲気が伝わって来ます。

大黒柱だったあの方が事故で突然なくなった5年前、大変な状況だったかとお察しします。しかしそれを乗り越え、後を継いだ方々によって脈々とこの店の組織文化が引き継がれている。

新しく入ってきた方々にも、それが引き継がれていることでしょう。

 

人と組織文化のことを考えると、感慨深いものがありました。