久しぶりに手書きで手紙を書きました。
メールに慣れてしまうと長い文章でも比較的容易に書けます。
しかし手書きで手紙を書く場合は便箋一枚に誤字を書かずに文章を仕上げるという当たり前のことが難しいですね。時間もかかります。
結局、9名への手紙に2時間半かかりました。
考えてみると、手書きで書くのが当たり前だった一昔前は、いわゆる「文字出力」は自分の手で書く方法だけでした。それがプリンターに紙で出力するようになり、今は紙も介さずに直接画面で見ている訳ですね。
しかしながら、時間をかけて手書きで書いていると、書いているうちに色々なことを思い出したりします。一文字ずつ書いているうちに(これじゃだめだな)と書き直すこともしばしば。
また時に、逆の立場で手書きの手紙を受け取ると、ありがたい気持ちにもなります。
確かに利便性で比較すると電子メールの方が手書きの手紙よりもはるかに上です。でもこんな時代だからこそ、時と場合によっては手書きの手紙は見直されてもよいかな、と思いました。
(でも、字はもう少し上手くなりたいですね)