グローバルコミュニケーションの会話ではユーモアが大事。でも周到に準備したネタはなぜかイタかったりする


グローバルコミュニケーションで「真面目に話そう」と思って気合いが入りすぎてコチコチになったりすると、相手も身構えてしまいます。

結構大切なのは、ユーモアのセンスです。あまり真面目になりすぎず、むしろニコニコとフレンドリーな感じで冗談も交えながら話すと、相手も次第に警戒を解いていい感じでコミュニケーションができます。

ハーバードビジネスレビュー 2012年10号で、藤井清孝さんが書かれた論文 『「人を動かす」リーダーの英語力』でも、藤井さんは次のように書いておられます。

—(以下、p.72より引用)—

面白く話せることはその人の英語での余裕を感じさせ、大変な好印象を与える。

—(以上、引用)—

これは実感している方も多いのではないでしょうか?

あまり英語に慣れないまま、余裕を失って真面目にやって固い雰囲気のまま終わる….私も以前、さんざん経験しました。

逆にユーモアを交えてフレンドリーに進めて、いつの間にか合意を取ってしまう….ということもよくあります。

 

一方で、「ユーモアが大事」とばかり念入りにネタを仕込むのはどうでしょうか?藤井さんは次のように続けています。

—-(以下、引用)—

あくまでのその場の空気に即し、自分への余裕から来る「アドリブ」のユーモアであることが大切。

—(以上、引用)—

事前に仕込んだ定番ギャグをかましても、ウケないということですね。

 

なかなか難しいものではありますが、相手も同じ人間ですので、あまり真面目になりすぎないで臨むということですね。

(打ち合わせるビジネスの内容は真面目にするのが大前提ですので、念のため)