昨日、EOS-1Ds Mark IIIとEOS-40Dが発表されました。
先日のエントリー「デジカメ版ムーアの法則に基づく、次期新型EOSの予想」では、可能性が高い順に、
・中級機種(EOS-40D?)
・中・上級機種 (EOS-5D N?)
・プロ用高画質機種 (EOS-1Ds Mark III?)
と予想しておりました。二番目は外した格好ですが順当といったところでしょうか?まぁ、最近のキヤノンの製品ロードマップはかなりしっかりしているので、スペックも含めてかなり正確に予想できます。
ところで、EOS-1Ds Mark IIIは2110万画素で、解像度5616×3744になります。サンプルをダウンロードしてみましたが、そのファイルサイズ、JPEGで9.5MBです。すごいサイズですね。
ただ、記憶媒体の価格性能比向上は、デジカメの解像度の進化をはるかに上回っているので、画像ハンドリング上の問題はあまりないかもしれません。
EOS-1Ds Mark IIIも、EOS-40Dも、昨年後半と今年前半の機種に搭載された新機能(14 bit A/D変換処理、EOS Integrated Cleaning System、3.0型大型液晶モニターの搭載、デュアルDIGIC III (1Ds MkIIIのみ)、軽量大容量のリチウムイオン電池(1Ds MkIIIのみ)、等)の横展開が非常にうまくいっているようです。製品開発チームの役割分担がきちんとしているようですね。
レリーズタイムラグが改善しているところも見逃せないところだと思います。40Dは59msで、30Dの65msから10%改善しています。
しかし、1000万画素を超えたデジカメの姿が10年後がどのようになるのか、大変興味があるところであります。