IBMでFORTRANを開発したジョン・バッカス氏が3/17に82歳で亡くなられたそうです。ニュースはこちら。
私が初めて接したコンピュータ言語がFORTRANで、大学の授業でプログラムを書きました。
バッカス氏はインタビューで、「自分の業績の多くが、怠け心から生まれた」と回想しているそうです。曰く、
「プログラム(=機械語)を書くのが好きじゃなかったから、プログラムを簡単に書けるシステムを考えた」
よいプログラマーに必要な資質は、怠け者であること、つまり反復作業を嫌がり省略して楽をする方法を考えることである、と言われていますが、バッカス氏はまさにそんな人だったようですね。
IBMには1991年まで在籍されていたそうです。ご冥福をお祈り致します。