昨日、全米公開されたGodzilla予告編&ティーザーを集めてみた。そしてティーザーについて考えてみた


ハリウッド版Godzillaが5/16に米国で公開されました。

かねてより様々な予告編やティーザー動画が少しずつ公開されています。

色々なバージョンの予告編があり、似たようなものでも微妙に異なっていたり、ゴジラ以外の怪獣もチラッと映っていたりして、ついつい見入ってしまう方もおられるのではないでしょうか?

そこでYouTubeで動画を拾ってみました。

これは色々な予告編を集めたもの。似たようなものでも、少しずつ出てくる場面が違います。最後にゴジラ登場のコミカルなCMがあったりします。(しかし不思議なことに、下記の静止画像に出てくる多足怪獣は、この動画には出てこないようですね)

これは5分ものの予告編。

これは上記のいずれにも入っていない動画。ラドンのような怪獣が飛翔しています。

これは中国語版。上記にない場面が多く掲載されています。

 

こちらは東宝のGODZILLAサイトに掲載されているYouTube動画。字幕付きです。



 

一般の方が自作された日本版ゴジラ風BGMと組み合わせた予告編もあります。これも風情があります。

 

「ティーザー」とは「じらし」という意味です。発表前に、商品そのものは見せず、少しずつ見せて顧客の興味を高めていく手法です。

確かに”Godzilla”はまさにチラ見の予告編ばかりで、しかも似たようなものでも少しずつ変えています。

商品力が極めて強い場合、「ティーザー」は需要を大きく喚起し話題性を獲得する上で極めて有効です。

ただしティーザーは顧客の事前期待値をもの凄く上げてしまう効果があるので、商品力がさほど強くない場合、顧客は期待を裏切られてしまうために満足度が極めて下がってしまいます。

つまりティーザーは、逆効果になるリスクも抱えています。「予告編でとても期待したけど、期待はずれだった」となり、低評価になる映画がこのパターンですね。

 
 
現在全米公開中の”Godzilla”については、Wikipediaで詳しく紹介されています。(5/17時点ではストーリーは掲載されていません )→リンク

 

ちなみに、”Godzilla”日本語版は7月25日公開です。