今後10年で何が起こるか?
パルミサーノ会長が1/12に英国王立国際問題研究所 チャタム・ハウスで講演した様子がIBMのサイトで公開されています。
ビデオと文章が掲載されています。Q&Aのビデオも参考になります。
リンク先の文章は長文でじっくり読むと読み応えがある内容になっていますが、英語なので、一部のキーポイントのみ日本語に訳してみました。
・「スマートな世界」は概念ではない。現実であり、実現した事例も多い
・「スマート化を実現する方法を知りたい」というご要望が多い。実はこうした質問は、技術ではなく、リーダーシップに関する問いかけだ
・スマートなシステムで最も重要な側面のひとつはデータ。さらに具体的に言うと、データから得られるアクションに結びつく洞察だ。現在流れている多種多様かつ大量のデータを、いかにリアルタイムに分析し、変化を予知するかが重要なのだ
・一方でこのような社会ではプライバシーとセキュリティが大きな課題だ。市民社会における関係者全員で真剣に考え、協調的な意思決定をくだしていく必要がある。カギはコラボレーションだ
・スマートな技術で、古いシステムや制度の無駄をなくしてコストを削減し、 より少ない資源で大きな成果をあげることができる。今こそ共に行動を起こすときだ