昨晩、ITmedia エグゼクティブ勉強会で講演+ワークショップを行いました


昨晩(2014/4/10(木) 18:30-20:00)、ITmedia エグゼクティブ勉強会で講演+ワークショップを行いました。

参加者は約40名。企業の管理職の方々がメインでした。

Itme20140410  

昨年来の講演やワークショップの学びを活かして、今回から、構成を若干変えました。

講演「顧客中心主義の戦略思考」 (40分)
ワークショップ「私たちの価値は何か?」(30分)
講演「コアとなる強みは何か」(20分)

ワークショップは、バリュープロポジション(お客様が買う理由)をご自身の業務に当てはめて考えていただき、発表をいただくスタイルになっています。

これまで実施してきたワークショップでは、「バリュープロポジションは、顧客から最初に考えるべきなのか、自社の強みから考えるべきなのか」というご質問をよくいただいていました。

実際には、「コアとなる強みをいかに把握し、それを活かせる顧客要望を踏まえて、どのような製品を開発し、市場開発していくか」という流れになります。

そこで今回から、「自社の強み→対象顧客→顧客の課題→バリュープロポジション」の順番で考えていただくように変更しました。

これに伴い、チェックリストや事例も変更しました。

その上で、「コアとなる強みは何か」を具体例でご紹介し、理解を深めていただく内容にしています。

実施後のアンケートでいただいたご感想からも、「今回のワークショップの方法論を、会社で役立てたい」というご意見を多数いただきました。

「社内研修などでこのワークショップを使ってみます」
「10年後に向けた事業戦略策定のツールとして役立てます」
「自社の強み(コアとなる技術)をいかに顧客要望につなげるか、再度強みを抽出し、どんな応用ができるかを考え提案していきたい」
「事例がわかりやすく本質の理解が進んだ。発想の転換のポイントがあるということに気づかされた」
「一方的な情報だけでなくワークショップで脳が刺激されました」
「『私たちの価値は何か?』のフレームワークは活用したいと思います」
「顧客絶対主義になっていたことが大きな気づきです。他社に勝てるコア技術をすぐに気づかないのが弊社の弱点かもしれません。部門内で本日のセミナー尚陽を共有し、企画に活かすようにします」
「企画に従事していますので最大限活用させていただきます。コアの見極め、難しいけれども取り組むしかないな、と」
「大変勉強になりました。得意先に対して商談を担当しておりますが、価格競争にまきこまれている状況も事実あります。顧客中心主義な思考に切り替えていく努力をしていこうと思います」

このスタイルでワークショップを初めて実施しましたが、企業の現場でお悩みのリーダーの方々が抱えておられる問題解決に、この手法が有効であることがわかりました。

今後、展開していきたいと思います。

ご参加された皆様には、感謝です。