ITmedia Marketingの連載「『バリュープロポジション』から考えるマーケティング戦略論」の最終回「『ベストプラクティス』が『猿真似』に陥る理由が分かると、顧客中心主義の戦略のポイントが分かる」を掲載いただきました。
我々はライバルのよいところをどんどん盗もうとしがちです。
ライバルから学ぶことはとてもよいことですが、形だけを真似ても失敗することが多いのです。
問題は、形だけを真似ていることがなかなか分からない点です。さらにタチが悪いのは、業界のライバル同士が形だけを真似ているケース。こんな状況で、外部から全く違った形で新規参入者が来て新たな価値を提供すると、一気にやられたりします。
そこを見極めるポイントの一つが、「トレードオフ」。
今回はそのことを書かせていただきました。
昨年7月から始めて合計6回に渡った連載も、今回で終了です。お読み下さった皆様、ありがとうございました。