15年以上、ずっとThinkPad + Windowsで仕事をしてきましたが、このたびMacBook Air1 (Lion) を買ってから10日間が経過しました。
3日前に、旧Windows環境はほぼ移行完了しました。
昨日、自宅から会社のネットにアクセスできるようになり、会社の業務も無事こなせる環境が整いました。
ここ数日は、メールやブログもMacで書き始めていますし、ネットもMac上のFirefoxで見るようになりました。
MacBook Airでよかった点は、スピードが速いこと。これはすばらしいですね。Notesのメールのアーカイブファイル(5GB)も結構すぐに開けます。過去数年間のメールを探すのも、2年前のWindowsマシンと比較して10倍程度速くなりました。EOS 5D Mark IIで撮影した30MB程度のファイルのRAWデータファイルプレビューも一瞬です。
しかしまだ慣れないため、Windows + ThinkPadを使っていた頃と比べて、まだだいぶ生産性が悪い状況です。
今のところ、生産性が悪い要因を考えてみると、
1.文字入力に慣れない。例えば、つい日本語入力の際にMacのキーボードで1 (WindowsでESCの近くにあった「漢字キー」の部分)を押してしまいますし、英数字モードにするためMacのコントロールキー(Windowsの英数キー)を押してしまいます。なかなかこの癖は直りません →これはもう慣れですね
2.「ことえり」による日本語入力に慣れない。変換済の単語が再度変換されてしまったりする。→1.と併せて、慣れているATOKにするのが現実的かもしれませんね
3. ThinkPadのトラックポイントに慣れてしまっていることもあり、Macのトラックパッドに慣れない。特にLionになって色々と機能が追加になっているので、まだ意図した通りの動きを再現できない。→設定の問題と、習熟の問題でしょうね
4. Firefoxなどを使っていると、クリックしていないのにいきなり別サイトに行ってしまったり、別ソフトでカーソルを置いているだけなのに勝手にクリックしてしまったりする。→これは多分,ユニバーサルアクセスの設定なのでしょうね
操作に迷ったりすると、思考が中断されるので、さらに生産性が落ちます。
このブログも、普段の2倍の時間がかかりました。文字入力自体はそんなに時間は変わらないのですが、上記の違いが出るたびに思考が中断されてしまうのですよね。
今の状態では、Macで本を執筆するのはちょっと厳しいかな、という気がします。PowerPoint資料も同様ですね。
現在の状況だと、大量文章作成は、Windows環境に頼らざるを得ないと思います。
慣れるまで、もうしばらくかかりそうです。
会社ではWindowsのパソコンも併用するので、なるべく使用環境はあわせた方がよいのでしょうね。