先日ご紹介しましたように、「100円のコーラを1000円で売る方法」シリーズは、第1巻と第2巻が韓国語版で出版されています。
昨日、その翻訳を担当された林載徳(リムジャエドゥック)さんと、中経出版のオフィスでお目にかかる機会をいただきました。
実はリムさんは韓国の半導体メーカーであるSKハイニックス社の経営戦略部門に勤めるシニアマネージャー。現役の会社員なのですね。韓国でこのように会社員が翻訳をすることはあまりないそうです。
日本にも数年間出張された経験もあり日本語も堪能。半導体に関する本の他、日本の経営書も何冊か翻訳されています。
「コーラ2」のテーマは仮説検証思考と弱者の戦略なのですが、韓国版では「弱者の戦略」にフォーカスを当てて、中小企業向けの位置づけでプロモーションされています。
「コーラ2」韓国版は、既に増刷も決まり、ビジネス書のベストセラーランキングにも顔を出しており、サムソンの関連会社でも社員教育の一環で読んでいただいているそうです。
日本語版「コーラ2」に私がサインし、リムさんにお渡ししているところです。今回の来日はプライベートでのご旅行だそうです。
リムさんからも、韓国版にサインもいただきました。ハングル文字です。
このお二人は、右がコーラシリーズの編集を担当いただいた中経出版の谷内さん、左が中経出版で翻訳版の窓口を担当されている張さん。張さんは台湾ご出身で日本に帰化される予定です。
色々な方々のおかげで、「100円のコーラ」シリーズが世界に広がっています。
大変有り難いことですね。