文章やプレゼン資料の品質を向上させる、簡単な方法



 

本ブログで何回かご紹介していますように、現在、新しいマーケティングの本を書いています。

お盆休みにほぼ書き上げたのですが、どうも読みにくい感じがして、その後8月末まで修正を続けていました。

それでもどうもしっくりこないなぁ、と思っているうちに、別の長めの文章を書くことになり、2週間ほどこの本の原稿チェックから離れていました。

2週間ぶりに原稿チェックに戻ったところ、….とても粗が目に付きます。

ロジック付けが強引だったり、あるいはロジックが通っていなかったり。

何回もチェックしたこともあって「てにをは」レベルの修正はほとんどないのですが、冗長な部分も目立ちました。

これは、2週間で元の原稿をすっかり忘れてしまい、新鮮な目でチェックできたからなのでしょうね。

 

他にも、同じような体験をしました。

10月に、勤務先の社内と「朝カフェ次世代研究会」で、「プレゼンの心得」というプレゼンを2回予定しています。

5月に社内で講演した同じテーマの講演をチューンアップしてお話しする予定です。

5月に講演した際には、かなり時間を掛けてシンプルに仕上げたつもりでした。

しかし、4ヶ月ぶりに見てみると、やはり粗が目立ちます。

シンプルなつもりだったんですが、やはり冗長な部分や分りにくい箇所がかなりあるのですね。

この4ヶ月の間に、「スティーブ・ジョブス 驚異のプレゼン」を読んだりして、4ヶ月で自分なりのモノの見方が拡がったからかもしれません。

 

ということで、資料作成の品質を向上させるのは、実は結構簡単。

資料を作って、数週間寝かせた上で、チェックすることです。

問題は、資料が必要になる数週間前にそのレベルまで作れるか、です。

早め早めの資料準備が、高い品質の資料に繋がるのでしょうね。