新卒で今の会社に入社してから働き続けていますが、社会人になって30年近く経った今でも、仕事でたくさんの学びを得ていることを実感しています。
例えば今現在の11月末から今年1月を振り返ると、当時はまったく分からなかった様々なことを、この1年間で学ぶ事ができました。
そして考えてみると、その学びの多くは周りの人たちから得たことが多かったように思います。
日経BPで、山形浩生さんのインタビュー記事「本業と副業、二刀流のススメ」が掲載されています。
山形さんご自身も野村総合研究所にご勤務される傍らで、広い分野での翻訳と執筆を手がけるほか、朝日新聞の書評委員も務めたりと様々な活動をなさっています。インタビュー記事で山形さんは、企業に留まりながら執筆を続ける理由を次のように語っておられます。
—(以下、引用)—-
ぼくが執筆や評論の仕事 をしながらも会社にずっと所属し続けているのは、自分の世界が狭くならないようにするためです。
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会社に所属していると、少なくとも世間的な標準、感覚、関心がある程度は把握できます。自分の関心以外のものに、無理やり接触させられる機会ではありますよね。
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仕事の分野にもよるでしょうが、本業と副業、それぞれで得たことをうまく組み合わせることで世界も広がるし、片方だけでは見えないことも見えてくる。それがぼくのワークスタイルについての基本的考え方です。
—(以下、引用)—-
しんどいことも多い仕事ですが、一方で人との関わりを通じて、仕事からは様々なことを学ぶことができます。
やはり仕事から得られる学びは多いのですね。どんな形であれ、続けていきたいなぁ、と思います。