講演する立場。講演を依頼する立場。そして講演を成功させるために


ここ数年ほど、講演のご依頼をいただくことが多くなりました。

そのような場合、私は参加者がどのような方々で、何で困っていて、私のお話しで何を期待されているのか、主催者にお聞きするようにしてきました。

 

一方で3月から色々な方々に講演のお願いをする立場になりました。

今まで講演する立場でしたが、逆の立場で講演をお願いするようになると、また違ったものが見えてきます。

 

私が仕事で講演をお願いする場合、講演の参加者は社内です。(朝カフェの場合は社外の方々ですが、これは本業とは別の個人活動です)

社内の人達に対する講演をお願いする場合、お願いする側は何かを変えたいと思っています。講演を通じた新しい考え方の吸収やスキル獲得により、社内の参加者のモチベーションアップに繋げたり、よりいい仕事を高い生産性でこなせるようになっていただきたい訳ですね。講演をお願いするのも、この目的を達成するためです。

ですので自分で講演を行う場合も、参加者と参加者の課題の把握に加えて、主催者の目的や問題意識が何で、何を達成したいのかを把握することが必要なのだと思います。

 

講演を成功させるためには、講演する人と、講演を主催する人が、目的、問題意識、課題について共通認識を持つことが出発点なのだなぁ、と改めて実感する今日この頃です。