日経テレコン21に加入。お金はかかりますが、それだけの価値はありそうです


最近、色々と調べることが多くなりました。

現在起こっていることは、ほとんどが過去の様々な事象の積み重ねで起こっています。そこで、しっかりと過去に何が起こっているかを検証することは、意外なほど大切です。

そこでGoogleで検索することが多いのですが、残念ながら、ネットで検索できる情報には限界があります。

たとえば、最近の情報は出てくるのですが、5年前の情報はソースがなくなっていたりして、なかなか出てきません。10年前になると探すのはとても困難。2000年(西暦)以前のものになるとほぼ無理。

さらにソースの信頼性は、必ずしも高いとは言えません。

 

そこで、日経テレコン21に加入してみました。これは普通に加入すると毎月8000円+消費税がかかります。→リンク

一方で、例えば平河町ライブラリーの会員になると、3150円(消費税込)で使えます。→リンク

幸い私は平河町ライブラリーの会員なので、こちら経由で加入しました。

他にも同様に安く加入できるサービスを提供している会社もあるようです。また、日経テレコン21を検索できる図書館も、大学を中心に多いようです。

 

実際に使ってみると、なかなか便利です。

『「日経テレコン」だから、日経記事しか検索できない』と思いがちかもしれません。実際、私もそう思いこんでいました。しかし実は、日経以外の全国の新聞(業界紙や地方紙含む)および雑誌の記事も、過去30年間分検索できます。これは便利です。

先日、当ブログで書いた『実は5度目の挑戦だった「セブンカフェ」。その試行錯誤・仮説検証の歴史を調べてみた』も、日経テレコンで過去の情報を調べて、裏付けを得た上で書きました。

ここに書いた情報は、Google等のネット検索だけでは見つけられませんでした。

 

なお、日経テレコン21の月会費は基本料金のみ。実際に記事を読む場合は、検索の一覧見出しで1記事毎に5円(表示件数は表示前に確認できます)、読む記事毎に100円前後の料金がかかります。料金は媒体により異なります。→2013年11月時点の料金

ちなみに私が先のブログを書くために調べた時は、合計4,115円がかかりました。

ブログに書いた情報だけだともっと少ない金額なのですが、周辺情報も調べたのでこれだけの料金がかかりました。

しかし他の手段ではなかなか見つけられない情報ですし、図書館などで自分の目見でくまなく調べる手間を考えると、決して高くないかな、と思います。

 

日々の調べ物に多用するとお金がどんどんかかってしまいますので、万人向きではありませんが、ある程度の目的性があって、重点的に過去の情報を調べたい場合、「日経テレコン21」は、結構重宝しそうです。