世界にアンテナを張る企業と、ウチにこもる企業


ちょっと出遅れましたが、週刊ダイヤモンド7/17号の「ツイッター・マーケティング特集」を読んでいます。

Looopsの斉藤さんのインタビューもあったりして、読み応えがあります。

この中で、気になった一文

—(以下、p.45から引用)—

 たとえば笠井氏が自身のブログで韓サムスン電子について書いたとき、同じ日のうちにサムスンのサーバからアクセスがあったことに気がついた。

 アクセスログをさらに検証してみると….(中略)…どうやら異なる4人であることが分かった。また、笠井氏のページをグーグルの翻訳機能を使って英訳した記録も残っている。「日本メーカーのことを書いても、まず反応はない」と笠井氏。

 自分達がどう見られているか、何を言われているか、サムスンは世界中にアンテナを張っていることがよくわかる。

—(以上、p.45から引用)—

自社のことがインターネット上のブログで話題になっているかどうかを調べるのは、それほど大変なことではありません。

私事で恐縮ですが、私はGoogleアラートを使って、自分の名前や著書が話題になっていないかを毎日チェックできるようにしています。

また、2ちゃんねるのようなサイトも、全文検索できるサービスを使って、自分のブログが引用されていないかをチェックしています。

パーソナルブランディングを考える上では、重要なことだと思うのですよね。(もちろん、仕事に関するキーワードもチェックしています)

 

このようなことを調べる無償のサービスはいくらでもありますし、かつ自動化できますので、それほど手間がかかる作業でもありません。

だから、このようなアンテナを張るかどうかは、「世の中で、自社(や自分)に関して交わされている情報に、興味を持っているかどうか?」に尽きると思います。

マーケティングの基本でもありますが、ウチにこもらず、もっと外の世界に目を向けたいモノです。