ネット社会の現代は、とても便利ですよね。
私もわからない言葉があると、Googleなどですぐにネット検索します。大体のことはわかります。FacebookやTwitter、あるいはニュースサイトなどを四六時中見ていると、世の中の最新情報もわかったりします。
情報量はとても豊富になっています。そしてともすると、そのような知識を仕入れて安心し、理解したような錯覚に陥ってしまうのです。
今や当たり前のようにネット検索していますが、ふと昔のことを振り返ってみて考えました。
今はWikipediaですぐにわかるような情報でも、20年以上前、インターネットが普及していなかった頃は、図書館に行ったりして、調べるのに丸一日かかったりしました。
この頃は、このような「設定された問いに答える能力」はとても貴重でした。「物知り博士」という言葉もあったりしました。だからビジネスパーソンの力として、「設定された問いに答える能力」は重宝されたのですね。
でも現代のような知識社会では、すぐに答えが得られるような知識は、誰でも検索すればすぐに見けることができます。
見方を変えると、コモディティ化しているのです。
今求められているのは何かというと、恐らく「問いを設定する力」。そしてさらに「その問いを問い続ける力」ではないでしょうか?
しかし情報を検索することが得意な人は多くなった反面で、「問いを設定する力」、さらに「答えの無い問いを問い続ける力」を持つビジネスパーソンは、思いのほか少ないように感じます。
しかし社会は急激に変わりつつあるのです。「情報検索は得意だけれど、答えが見つからないとその時点でお手上げ」というビジネスパーソンの将来は、厳しいかもしれません。
田坂広志著『知性を磨く 「スーパージェネラリスト」の時代』で、次のような文章があります。
—(以下、p.15より引用)—
「知能」とは、「答えの有る問い」に対して、早く正しい答えを見出す能力。
「知性」とは、「答えの無い問い」に対して、その問いを、問い続ける能力。
—(以上、引用)—
ネット社会だからこそ、ビジネスパーソンには「答えが無い」とわかった時点から問い続ける本来の知性を磨くことが、求められているのではないかな、と思います。
その知性とは、「新しい知識を生みだす」力とも言い換えられると思います。
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