スティーブ・ジョブスが沢山失敗したのには、理由がある


凄い製品を沢山作った一方で、スティーブ・ジョブスは実に沢山失敗しています。

GIZMODEの「スティーブ・ジョブズ失敗集」という記事では、こんな製品を紹介しています。

Lisa
iMac USB Mouse
Apple TV(初代)
ボタンのないiPod Shuffle(第3世代)
Final Cut Pro X
Ping
Power Mac G4 Cube
iPod Photo

一方で、Business Media誠で「リーダーにふさわしい人材がいない……それは“昇進のジレンマ”」という記事があります。

この記事ではジョブスのことは書いていませんが、彼がなぜこれだけの失敗したのかを理解するヒントがドラッカーの言葉で書かれています。

「優れた者ほど間違いは多い。それだけ新しいことを試みるからである。間違いをしたことのない者、それも大きな間違いをしたことのない者をリーダーの地位に就かせてはならない。間違いをしたことのない者は凡庸である。その上、いかにして間違いを発見し、いかにしてそれを早く直すかを知らない」

確かに失敗は、新しいことに挑戦する代償みたいなもの。ただし、失敗したときに深く反省することが大切なのですよね。

自分をふり返って考えても、失敗した時は自分を責めて自己嫌悪に陥り、そして「なんで失敗したのか?」と深く反省します。しかし成功すると、逆に慢心してしまいあまり学びがありません。

野村克也の名言に、

「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」

という言葉があります。

なぜで負けたのかを突き詰めて考えると、必ず負けた原因がある、ということですね。