本日(10/10)の日本経済新聞朝刊に掲載された「ミクシィ、仮想空間で新卒採用、会社概要や識者講演放映」という記事を読みました。
記事を見る限り、ミクシィから様々な情報を提供する形式であり、双方向にはなっていないような印象を受けます。
最初は「いよいよネットだけで面接する時代が来たか!」と勘違いしましたが、まだそこまでは行っていないようですね。
しかし考えてみると、ブログの投稿やブログへのコメント、メール等を見ても分かるように、文章には思考形態や性格はかなり反映されますので、ネット上だけのやり取りでも、その人のことはかなり分かるのではないかと思います。
むしろ、普通に対面で会っている時には分からなかった、隠された面が分かったりします。
実際、仕事等で、ネット上のやり取りをした上で人に初対面でお会いすることがありますが、実際に会ってみると、メールのやり取りで受けた第一印象とその実際の人物像はかなり正確に一致しています。
単にメールでの言い回しだけではなく、ちょっとした気遣いや言い回し、メールを返すタイミング、件名の書き方、等、ささやかな部分に、さりげなくその方の人柄や感情が現われるように思います。
決して丁寧な言葉遣いをしていれば安心、とは限らないところがまた、奥深いところですね。
企業からみると、ネットと実際の面接を組み合わせることで、その人の人物像がかなり把握できる、ということは言えそうです。
逆に、このことは、面接を受ける立場でも、理解しておきたいところですね。