「いちばん長いこと付き合わなきゃならねえ人のことを考えろ。」
「いちばん長いのはお客さんだろ。」
「その次は売った店の修理工だろ。」
「その次が、ウチの工場の人間だ。」
「つくり出した本人のくせして、いちばん短いのは設計者だ。」
「ずっと使う人の身になって考えたら、不親切なモノなぞ設計できねえはずだ!」
ホンダ創始者の本田宗一郎さんの言葉です。
「本田宗一郎 夢を力にするプロの教え」という本には、そんな本田宗一郎さんのエピソードが随所に出てきます。
商品やサービスを提供する者にとって、顧客中心主義のエッセンスをこのように分かり易く簡潔に語ってくれる言葉は、とても大切だと思います。