モーツァルトが若くして天才であったことは有名です。
一方、ベートーヴェンが第九を作ったのは50代。巨匠・朝比奈隆も60代前半の頃は、まだ大阪にあるローカルオーケストラの指揮者としてしか見られなかったそうです。
3人とも音楽界のイノベーターですが、タイプは全く違います。
こちらに、これを考える際に参考になる記事が掲載されています。
これによると、モーツァルトは構想型イノベーター、ベートーベンや朝比奈隆は経験型イノベーター、ということになります。
後者は「クリエイティブな試行錯誤を繰り返しながら静かに進み続けるが、ずっと後 – しばしば50代以降 – になるまで世に広く知られることはない」タイプです。
構想型イノベーターになれなかった多くの我々にとって、勇気付けられる話ではありますが、
「もちろん何も成し遂げていない65歳がみんな知られざる経験型イノベーターというわけではない」
とクギを刺してあるあたりは、さすがです。
ということで、
「クリエイティブになるのに遅すぎるということはない。違いを生み出すのに遅すぎるということはない。ただ・・・挑戦し続けることだ。」
この言葉はしっかりと覚えておきたいですね。
天才の定義おもしろいですねぇ。
経験型イノベーターの話を聞いて、
「徹底的な学習と訓練に集中無しに世界的に認められる業績は生み出せない」
と書いてあった本を思い出しました。
確かその本には、
「世界レベルの業績に必要な時間は同じ」
とも書いてありました。
つまり何事も
「なにかをやり続ける(挑戦し続ける)」ことが重要なんですよね。
自分は、まだまだ目移りして
「やり続けられる何か」
がわからないのが難点です(汗
クドウさん、コメントありがとうございました。
とりあえず今の仕事に全力投球することが必要なのでしょうね。お互いにがんばりましょう。