読書の価値


最近、改めて気付いたことがあります。成功した起業家や会社の経営層にいるビジネスパーソンと話す機会が多いのですが、彼らの多くは熱心な読書家なのです。実に多くの本を読み、仕事に活かしています。

彼らがビジネスパーソンとして成功した1つの要因は、読書家だからです。

学びの深さという点では、現場のビジネスでの学びが断トツ一番。しかし自分一人で経験できる量には、限界があります。

しかし自分一人で経験できる量には、限界があります。

読書は、著者が得た学びを短時間で疑似体験できます。
こう考えると、読書は学びのコスパが極めて高い方法です。

しかし現場で得られる深い学びは、言葉にできない「暗黙知」。
一方で本に書かれていることは、言葉で表現できる「形式知」。
本では文字にする過程で、どうしても貴重な暗黙知が抜け落ちます。
そこで重要なのが、深い暗黙知(=学び)が感じられる良書を選ぶこと。

しかし深い学びが得られる良書は、意外と少ないのです。「ベストセラーだから良書」とは限らないのも、なかなか難しいところ。読書では二度と戻らない自分の貴重な時間を投資するのですから、選書がカギです。

そこで役立つのが、目利きのセレクションです。

かのビル・ゲイツは、読書家として昔から有名です。今はGatesNotesBooksというブログで読んだ本を紹介したり、著者と対談しています。

GatesNoteBookで紹介されている良書には邦訳された本も多いので、このようなオススメ本から選ぶのも1つの方法です。思わぬ掘り出し物もあったりします。

私もMBA50冊シリーズで、本をオススメすることが多くなりました。
良書を厳選し、お伝えしていきたいと思います。

■当コラムは、毎週メルマガでお届けしています。ご登録はこちらへ。

Twitterでも情報発信しています。