文化放送オトナカレッジ 第6回「柳の下にドジョウは2匹いるのか?」


昨日12月3日(木)の夜は、文化放送オトナカレッジへのレギュラー出演第6回目。今回は「柳の下にドジョウは2匹いるのか?」と題して、お話ししました。

新商品や新サービスの企画を立てるとき、「既にやっている会社はあるのかな?」と考えて調べることはないでしょうか? そして先行している会社があると、「ああ、大丈夫なんだ」と安心して、先行メーカーを参考にして企画を進めたりします。

以前はこれでもうまくいっていました。しかし今はこの方法だとなかなかうまくいきません。昔は「柳の下にどじょうは2匹」いたのですが、今は「常に一匹目のどじょう」を探す必要があるのですね。

ということで、今回の講義内容レジュメです。

1.ソニーの先進的な製品を後追いした松下電器の戦略
2.「ルンバ」の模倣製品は失敗している
3.模倣戦略が失敗する2つの理由

後半のお話しでは、この模倣戦略について掘り下げてお話ししました。

 

今回の講義前半の様子は、「オトナカレッジ 聴く図書館 Podcastアーカイブ」でもお聴きになれます。→今回分はこちら

恒例、アナウンサーの砂山さんとのツーショットです。

オトナカレッジ20151203

模倣戦略が失敗するのは、①商品寿命の短命化(1/10!)、②劣化版コピーにしかならない。

模倣するのではなく、お客様が買いたくなる理由を作りたいですね。

 

次回の第7回目は12月24日(木)のクリスマスイブ、「いいものを作れば、必ず売れるのか?」というテーマでお話しします。

お楽しみに。