文化放送オトナカレッジ 第12回「ヒット商品のヒントは、どこにある?」


昨日3月3日(木)の夜は、文化放送オトナカレッジへのレギュラー出演第12回目。

今回は「ヒット商品のヒントは、どこにある?」と題して、お話ししました。

ヒット商品を生み出したい!これはすべてのビジネスパーソンの願いです。では、そのヒントはどこにあるんでしょう?
その答えは意外なところにあります。

ということで、今回の講義内容レジュメです。

1.マーケティングとは、「お客様が買う理由を作ること」。しかしヒット商品は一部の天才にしか生み出せないのか?

2.【四国・愛媛にある地元食材を使ったある食品メーカーのケース】アイデアマン社長の独断専行から従業員参加型の商品企画会議へ。

3.【永井の経験談】「自分ですべてを考えるのは無理。みんなの意見を聞いていいものはどんどん取り入れよう」への発想の転換。5人に聞くとアイデアは5倍ではなく何十倍になる。

4.【業務用ミラー最大手のコミーのケース】ユーザーのことをより深く理解するために、全従業員でユーザー訪問。使用状況調査の結果を全社員で共有して議論する。

5.実は、必要な知恵は社会に幅広く分散している。これを「分散認知」と呼ぶ。ヒット商品も、社員やお客さん一人一人の頭の中に散りばめられている。ヒントを集めていけば、生み出すことができる

 

後半のお話しでは、様々な事例について掘り下げてお話ししました。

今回の講義前半の様子は、「オトナカレッジ 聴く図書館 Podcastアーカイブ」でもお聴きになれます。→今回分はこちら

 

恒例、アナウンサーの砂山さんとのツーショットです。番組冒頭では、新発売の「文庫版 100円のコーラを1000円で売る方法」も紹介いただきました。

オトナカレッジ20160303

 

次回の第13回目は3月17日(木)、『やりたいことを、やるべし』というテーマでお話しします。