2017年1月28日、青森で行われた「八甲田樹氷国際ブランド化推進会議」設立総会で、講演しました。
八甲田山の樹氷のことをご存じの方は多いと思います。この樹氷、実は「強い風」、「湿った空気」といったとても限られた条件が必要なのをご存じでしょうか。津軽海峡に面し、日本海からの寒く湿った空気が、強い風で太平洋に抜けていくという、青森県独特の条件があるからこそ、この樹氷が生まれるのですね。
そこでこの樹氷を国際ブランドにしようということで、青森市内の企業8社が発起人になって、立ち上げられたのが、この「八甲田樹氷国際ブランド化推進会議」です。
樹氷は木々に吹き付けられた雪が大きく肥大し、まるで怪獣のように見えます。実際、英語では”Snow monster”とも呼ばれています。
この「八甲田樹氷国際ブランド化推進会議」の設立は、日本経済新聞でも記事になりました。
日本経済新聞1/26記事「八甲田の樹氷、ブランド化 推進会議設立」
設立総会では、発起人である八甲田ロープウェイ株式会社の柳谷章二社長が議長を務められ、八甲田樹氷国際ブランド化推進会議の会長に就任されました。
私は『「そうだ、星を売ろう」 阿智村から学ぶ 『コト』発想への変革』と題して、阿智村の取り組みをお話し致しました。
総会では40社以上の企業が集まり、「八甲田の樹氷を国際ブランド化していく」という皆さんの強い想いをヒシヒシと感じました。
外は寒く雪でしたが、会場ではとても熱い熱気を感じました。
このような機会をいただき、感謝です。