第4-1章の抜粋記事『「目立つ広告、売れない商品」に潜む欠落』


本日、ITmediaエンタープライズで、第3回目の連載記事が掲載されました。

朝のカフェで鍛える 実戦的マーケティング力(3)
「目立つ広告、売れない商品」に潜む欠落

『朝のカフェで鍛える 実戦的マーケティング力』から、第4-1章をそのまま抜粋したものです。

 

皆さん、「クールビズ」は、よくご存じだと思います。

では、「省エネルック」はご存じでしょうか?

昨日の慶応大学の講演
では、大学生20名(20歳前後)に聞いたところ、1名しか知りませんでした。

勤務先の若手セールスの方々の研修で聞いたところ、20代後半だと1割程度の認知度でした。

でも、我々の年代(=40代)だとほとんどの人達が知っています。

 

「省エネルック」とは、1979年に政府主導で始めた「クールビズ」です。

かなり話題になりましたし、マスコミでも大きく取り上げられました。

なにしろ、当時生まれていなかった若い人達でも5%-10%程度の方がご存じな程ですから。

お金もかけたようです。

しかし、ほとんど普及しませんでした。

 

この記事では、その理由について、マーケティングコミュニケーションの観点で分析しています。

マーケティングコミュニケーションに関わる方々にとっては、いかに戦略とプロモーション活動が密接に結びつくことが大切かを理解する上で、ご参考になるかもしれません。

 

http://twitter.com/takahisanagai

第4-1章の抜粋記事『「目立つ広告、売れない商品」に潜む欠落』」への2件のフィードバック

  1. こんにちは。
    風の写真館を楽しく読んでいる者です。
    永井さんのブログは大事なポイントをわかりやすく解説してくださるので、時々訪れています。
    言葉がよく知られるようになっても、好感を持たれないことにはあまり意味をなさないですし、逆に敬遠されることにつながるのだと思います。
    先日、神戸芸術工科大学の学園祭を訪れました。目を惹くデザイン、興味を持たせるキャッチフレーズ、とても興味深く楽しかったです。^^
    貴重な記事をありがとうございました。

  2. らいとさん、
    コメントありがとうございました。
    恐らく、広告はアートを究めたものと、メッセージをシンプルに究めたものの二方向に進化していくのかもしれませんね。
    そのいずれの場合も、戦略レベルからシームレスに繋がっていることが必要なのでしょうね。

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