昨日、米沢富美子先生の「私の履歴書」を紹介したばかりですが、あまりに衝撃的な内容だったので紹介させていただきます。
昨日2012/6/23の「私の履歴書」からの引用です。
—(以下、引用)—
…私も乳がんで83年と84年に左右の乳房を全摘している。45歳の84年にはがんの第3期と判明し、私の5年生存率はゼロに近かった。
(中略)
私は23歳の時に胞状奇胎で胎児ががん化し、35歳の時には子宮前がん状態で子宮を全摘している。3人の子供を授かった子宮と全員母乳で育てた両乳房だが、未練はなかった。それぞれ「お役目、ご苦労であった」と労をねぎらって暇を出した。
さらに70歳の時に甲状腺をがんで全摘し、総計5回のがん手術を受けた。そのたびに手術の翌日から論文を書くなど立ち直りが早く、キャリアに影響しなかった。
—(以上、引用)—
これはすごい話です。
「お役目、ご苦労であった」「手術の翌日から論文を書く」というあたりは、くよくよ悩まない米沢先生のまさに真骨頂。
悩んでいても病気は治りません。むしろ明るい気持ちで楽しいことややりたいことに集中したり、日々笑っていたりする方が、免疫力の面でも病気が治癒する可能性が高まるそうです。
「明るく生きること」の大切さを学ばせていただいています。
この日の「私の履歴書」は以下のように締め括っています。
—(以下、引用)—
キャリアはともかく、今も生き永らえているのは「米沢は化け物だから」という説もある。
—(以上、引用)—
見習いたいものです。