昨日1月7日(木)の夜は、文化放送オトナカレッジへのレギュラー出演第8回目。
今回は「【それは本当に、御社の強みですか?」と題して、お話ししました。
「お客様が買う理由」を考えるには、自社の強みを見直すことが必要です。しかし自社の強みはなかなか見えません。
あるいは「『歴史があること』『人材』『高品質なサービス』といった抽象的なものが強みだ」と考えたりします。しかしこれらは強みではありません。本来の強みとは、具体的で、かつ、価値を生み出せるものです。
ということで、今回の講義内容レジュメです。
1.なぜ、多くの会社は自社の「強み」が見えないのか?
2.ユニ・チャームはどのようにして売上を3倍以上に増やしたのか?
3.「企業の強み」=「コアの技術」+「顧客の利益」
後半のお話しでは、写真フィルム市場消失の危機に直面し、自社の強みの本質を見極めて乗り越えた富士フイルムなどの例を挙げて、さらに強みについて掘り下げてお話ししました。
今回の講義前半の様子は、「オトナカレッジ 聴く図書館 Podcastアーカイブ」でもお聴きになれます。→今回分はこちら
恒例、アナウンサーの砂山さんとのツーショットです。
「コアの技術」+「顧客の利益」が、「コアコンピタンス」(企業固有の強み)を生み出すのですね。
次回の第9回目は1月21日(木)、「うまく失敗する3つの方法」というテーマでお話しします。