5月12日は、第51回の朝活・永井塾でした。全国からのご参加をいただき、有り難うございます。
テーマは『チェーンストア理論』でした。
店舗を順調に増やしつつ売上・利益も拡大するのは、実はとても難しいことです。好調なので大量出店を続けたものの、ある時を境に急激に低迷する小売業者は、多いのです。
業績絶好調だった「いきなり!ステーキ」が低迷している一因は、大量出店による品質低下と言われています。一方で順調に店舗数を拡大し、34期連続で増収増益を達成したニトリのような小売業もあります。
両者の大きな違いが、チェーンストア理論を実践したか否か。
チェーンストア理論は1950年代に渥美俊一氏が提唱し、その趣旨に賛同したイオンの岡田卓也氏(当時36歳)、ダイエーの中内功氏(39歳)、イトーヨーカ堂の伊藤雅俊氏(37歳)といった小売業の若き創業者たちとともに発展させてきた理論です。日本の小売業では、チェーンストア理論は必須科目ともいえます。
そこで今回の朝活永井塾では、下記をテキストにチェーンストア理論の基本的な概念を学んでいきました。
『 21 世紀のチェーンストア』(渥美俊一著)
ご参加下さった皆様、有り難うございました。
【プレゼン部分】
ウォルマートの出店戦略もご紹介しました。
またリアルタイムに参加できなかった方々には動画配信をお送りしました。
次回の朝活勉強会「永井塾」は6月2日(水)。
テーマは「小売再生 リアル店舗の未来はどうなる?」です。申込みはこちらからどうぞ。