2月8日は、第72回の朝活・永井塾。テーマは『グーグルを一枚岩の組織に変えた管理手法 OKR』でした。
最近は日本でもOKRの話題を時々見かけるようになりました。
OKRとは、社員の能力を目一杯引き出しながら、全社員が同じ課題に一枚岩で取り組めるようにする目標設定・管理の方法論です。全員で課題共有し、個人の能力を目一杯引き出せば、会社はとてつもない力を発揮できます。
OKRは、ツイッター、リンクトイン、オラクルなどのシリコンバレー企業だけでなく BMW、ディズニー、サムソン、エクソンなどの大企業でも活用されています。日本企業でも、花王などの大企業が本格導入を始めています。(なおOKRは目標(Objective)と主要な結果(Key Result)の頭文字をとったものです)
このOKR関連本で一番まとまっているのが、『Measure What Matters 伝説のベンチャー投資家がGoogleに教えた成功手法OKR』(ジョン・ドーア著)です。本書に序文を寄せているグーグル創業者のラリー・ペイジは、こう述べています。
「グーグルが大きく成長する上で、OKRは重要な役割を果たした」
実際にグーグルは創業2年目からOKRを採用し、大きく成長しました。
OKRの方法論は「目標設定→評価」というシンプルなものです。PDCAと一見似ていますが、根本的に違う点は「100%達成」を必ずしも評価しないことです。むしろ100%達成だと「目標が低すぎたのでは?」と悪い評価が下されます。
つまりOKRは「堅めの目標」を設定しがちなPDCAの弱点を克服するために考えられた方法論なのです。
そこで今回の朝活永井塾では、下記の本を使ってOKRの方法を学んでいきました。
『Measure What Matters 伝説のベンチャー投資家がGoogleに教えた成功手法OKR』(ジョン・ドーア著)
ご参加下さった皆様、有り難うございました。
【プレゼン部分】
またリアルタイムに参加できなかった方々には動画配信をお送りしました。
次回3月8日(水)の朝活勉強会「永井塾」のテーマは『ビジネスパーソンのための「悟り」の世界を道元「正法眼蔵」から学ぼう』です。申込みはこちらからどうぞ。