前回と前々回のエントリーで、伊豆に行ったことを書きました。
私、親族の関係で安く泊まれる宿があることもあって、最近は数ヶ月に一度位の頻度で熱海に遊びに行っています。
「いまさら、熱海?」
とおっしゃる人もいるかもしれません。
確かに、街並みは昭和30年代から40年代の懐かしい雰囲気を醸し出しています。
一方で、至る所で工事が行われていて、新しいホテルやマンションが建設されていますし、人通りもにぎやかです。
ということで、熱海のよい点を改めて考えてみました。
1.実は東京がとても近い
東京から約100Kmの距離ですが、新幹線だと熱海と東京は約50分で繋がります。熱海駅から10分程度の場所にいれば、大手町には1時間程度で到着。東京からの時間は私の自宅と変わりません。このロケーションはいいですね。ちなみに新幹線だと片道3,880円かかるのがちょっとネックかもしれません。
2.お肌に良い温泉
熱海の温泉はちょっとしょっぱいのですが、肌の角質の新陳代謝を促してくれて、皮膚にとてもよいのです。実際、一回お風呂に入るだけで肌がつるつるになりますし、身体の芯から暖まります。
3.実は美味しいレストランもある
昼食でビストロに入ったのですが、昼食2,700円で非常に上質なフランス料理をデザート付で楽しめました。美味しいボルドーのグラスワインも800円でした。このような店はガイドマップで探すとすぐに何店か見つかります。ちなみに私が入ったのはビストロ・ア・ラ・プラージュというレストランで、検索してみると口コミでも評判の店でした。
4.ゆったりとした時間の流れ
私は平日に熱海の街を散策しましたが、昭和30年代から40年代の懐かしい雰囲気を醸し出す街並みを歩いていると、何だかほっとします。途中、昔ながらの喫茶店等に立ち寄ったりしましたが、何もしない、ゆったりとした時間の流れを楽しめました。
一つには、熱海にいる間は、インターネットに接続しなかった(というよりも、接続できなかった)ことも、理由なのでしょう。
熱海市の齊藤栄市長は、基本政策として「効率的で開かれた市役所つくり」「歩いて楽しい観光地つくり」「住みたくなるまちづくり」の3つを掲げ、まちづくりに努めておられます。
実際、平日には、最近東京郊外から熱海に移住したと思われる、上品なシニアな夫婦連れが散策されている様子をよく見かけます。市長ご自身も、平成17年に東京から熱海市に移り住んでいらっしゃるそうです。
高速度でビジネスが回っている東京から、1-2日間だけでも離れて、スローライフな熱海を楽しみながら、「身体を緩める」のもいいかもしれませんね。
熱海では年間を通して海上花火大会を行っています。12月ですと2日(今日ですね)9日、23日の20:20より始まります。冬に行ったときに偶然花火の日だったのですが、冬の花火のほうが空気が澄んでいるせいか発色が良いようです。ホテルは海に向かっている傾斜地か、市街でもなるべく上の階に宿泊すると暖かい部屋でゆっくり鑑賞できます。温泉に花火。都内からこんなに近くて本当に贅沢なひと時です。
タミアンさん、
コメントと詳しい情報を下さり、ありがとうございました。
私も3年前の12月末に海上花火大会を見たことがあります。泊まった宿が高台にあったので、ほぼ目の高さで花火が花開いていました。
「花火といえば夏」というイメージがありますが、冬の花火、本当にキレイですよね。