自費出版の道#05: きっかけ


今年になり、「本をどうやって自費出版するかなぁ」とぼんやり考え始めたある日のこと。

きょこさんのブログ「ベストセラーは自費出版からスタートすることもあるのですよね」を読んで、アマゾンのe託販売サービスを知りました。

アマゾンが販売委託、在庫管理、配送管理まで全て面倒を見てくれて、定価の60%が収入になる、というシステムです。

「もしかしたら、これで自費出版で一番困っていた問題を解決できるのではないか?」

目の前がちょっと開けた感じがしました。

その直後の5月、印刷業を営んでいる知人の会社に遊びに行きました。

オフィスで世間話をしているうちに、知人の友人の方がこの会社から様々な本を自費出版していることを知りました。コストも思ったよりも安いものでした。

頭の中で、両者が結びつきました。

なんのことはない、何も書店に置く必要なんて全くないのだ。

自分でとりあえず本を印刷・製本し、それをアマゾンで売ればいいのではないか。

そして、気がついたら、「本を出そう」と気持ちが固まっていました。