日曜日に「共感をエンジンとして成長していく、ライフネット生命保険」というエントリーを書き、Twitterで紹介しました。
すると早速、ライフネット生命・副社長の岩瀬さんからTwitterで丁寧な御礼のメッセージをいただきました。
さらに、ご講演された社長の出口さんにもメールでご報告したところ、Twitterでご紹介いただきました。
私も、つい返事をする際に、「出口さん」「岩瀬さん」とお呼びしてしまいました。
ブログを補完する形で、このようにして人々のネットワークを拡げていく、非常にカジュアルなメディアであるTwitterの威力を、改めて認識した次第です。
しかし、出口さんも岩瀬さんも、すごいTwitter使いですね。
脱帽です。
あくまで私見ですが、
最近、やたらとTwitterを取り上げ、こぞって流行させようとしている、
勝間氏や電通やその他企業の動きは、余りにも怪しげに思えます。
そもそも我々日本人は、IT分野において新しいものを開発することなく、
外国のサービス(sns、blogしかり)を持ってきて、
電通などやメディアが有名人を多用することで、流行りであるが如く見せ、
今すぐ皆さん使いましょうと声高に言っているだけではないですか。
たった140字で、どれほどの情報が伝えられるのか。
またその情報に信憑性があるのか、といったところが殆ど論議されることもなく、
単に即時性だけを重視して、諸手を挙げて褒め称えている姿はあまりに滑稽で危険です。
Twitter使いと称する方々は、なぜ誰もこういった点について踏み込まないのか?
また、なぜわざわざTwitterで世界に公表するようなお礼メッセージを送らねばならぬのか?
はっきり言って、「私は今流行りのTwitterを使ってるんですよ、すごいでしょう!」
と言いたいだけに見えます。それに、まるで露出狂ではないですか。
本当にありがたいと思っているならば、
その人だけに対しての、しっかりとしたメッセージを個人的に送るはずです。
それが日本の良き習慣というもので、心が込められた行為だったはずです。
また、Twitterでのお礼などを全く無頓着に悦ぶと言うことは、
なんとも節操のない、常識を失ったような行動であり、
とても未来の子供らには真似させたくない習慣にも思えます。
カタカナ文字を多用し、外国かぶれで新しいものを手放しで歓ぶ方々が、
日本の文化や常識と言った、良質な歴史を台無しにしているのではないでしょうか?
今、日本において重要なのは、本来持っていた日本の良さを再認識することであり、
外国のものを嬉しそうにいじくることではありません。
そういった考えは団塊の世代の人の脳みそにはないようです。
だからこそ日本は一見豊かに見えますが、さまざまな不安が立ち籠め、
表面的な豊かさしか持ち得ていないのです。
それはつまり日本の本質を見失っているからでしょう。
「カジュアルなメディア」
……こういった表現自体、失笑ものです。
TAK様、
コメントを下さり、ありがとうございました。
また私の書き込みにより、不愉快なお気持ちにさせてしまいましたことを、お詫び申上げます。
おっしゃる通り、「日本人のよき習慣」というのは失いたくないと私も思います。
若干、補足説明させていただきますと、今回、Twitterでやりとりさせていただいたのは、100名近くが参加した公の講演会のフォローという側面が大きいかと思います。
私自身、他に参加された方が書いたブログを、当エントリーで紹介させていただいた出口様のTwitterで拝見し、大変参考になるとともに、同じ思いを持つ方がいることを知り、嬉しく思いました。このような同志の輪が広がるのは、ソーシャルメディアの効能の一つかと存じます。
よろしくお願いいたします。