次の本のストーリーを考えています。
個別アイデアは出てくるのですが、それらを分かりやすく、一本のストーリーにまとめるのは、やはり結構大変です。
今年11月末に上梓した「100円のコーラを1000円で売る方法」 は、あとがきにも書いている通り、2009年9月に上梓した「朝のカフェで鍛える 実戦的マーケティング力」がベースになっています。
前作である「朝のカフェ….」の場合、企画段階で編集の方とやり取りしながら、2008年末から2009年4月まで5ヶ月間かけて3回作り直し、最終方針が決定してから、2008年のGW休暇の3日間集中して実際のストーリーに落としました。
「100円のコーラを1000円で売る方法」は、マーケティング理論と各章への割り振り、紹介する事例については「朝のカフェ…」で考えたものをベースに、分かりやすいように書き換えています。
時間をじっくりかけてカッチリと骨太なストーリーを作り上げていたので、「1000円コーラ」ではストーリー展開の執筆に集中できました。
読者の方から、「あっという間に楽しくサラッと読めた」「マーケティング知識ゼロだったが、すんなりとマーケティングが理解できた」というご意見をいただくたびに、本当にありがたく思います。
現在考えている次の本も、現在このような骨太なストーリーを作っているところです。色々と材料は集まりつつあり、大まかな流れも出来たのですが、この骨太でシンプルなストーリーをどのように作り上げるかが、現在の課題です。
編集の方とも何回か打ち合わせてアドバイスをいただきながら、進めています。やはりプロの方々の意見は凄いですね。とても勉強になります。
この年末年始は、ストーリー作りに集中することになりそうです。
実際には、こうして色々と考えているのが、実は自分にとっては何よりも楽しい時間なのですよね。