スーパースターが抜けても優勝する日本ハム。これってとても重要なことを教えてくれると思います


日本ハムが、パリーグで3年ぶりにリーグ優勝しました。

その日本ハムに昨年まで在籍していたレンジャースのダルビッシュの談話が、読売新聞に掲載されています。

—(以下、引用)—

「小笠原さんや新庄さんが抜けてもハムは優勝しましたし、僕が抜けても大丈夫だと思ったからメジャーに来ました。ハムに僕は必要なかったということです」

—(以上、引用)—

これは重要なことだと思います。

拙著「100円のコーラを1000円で売る方法2」でも、与田誠が同じことを語っています。(p.166-167)

—(以下、引用)—

本当に強いのは、一人のスーパーマンが全部決めるチームではなく、メンバー全員で知恵を出し合って勝つチームです。組織の力は個人の力の集まりです。出発点はあくまで個人。だから、個人の力をいかに集めて、1人+1人+1人=3人ではなく、3人分をはるかに超える成果を生み出せるかどうかが大切です。

—(以上、引用)—

決してダルビッシュや小笠原、新庄がいらない、ということではなく、栗山新監督の指揮の下で一人一人の良さを活かした総合力がチームの強さを決める、ということなのではないでしょうか?

優勝おめでとうございます。

 

 

2012-10-03 | カテゴリー : 社会 | 投稿者 : takahisanagaicom