私達が立っているこの基盤は、意外に脆いものかもしれません。特定の人の頑張りで成り立っていることも多いのです。
例えば福島第一原発の事故処理現場。河北新報社のサイトには、汚染水の入った円筒形のタンクが所狭しと並べられている写真が掲載されています。→リンク
事故から2年が経過しようとしていますが、この汚染水、増加の一途です。
現場の方々の懸命のご努力で、現在の日本は支えられている。汚染水タンクはその一つの象徴です。
このようなことは、私達の身近にも、意外と至る所にあるような気がします。
そしてその頑張りが続くことは、必ずしも保証されていません。私達は誰もが、意外と脆い基盤の上に立っています。
ふと周りを見回すと、自分はそのような方々の頑張りに、まるで当たり前のように依存しているのかもしれません。
なかなか気がつくことはないかもしれません。しかし気がついたら感謝したいものです。