2年前の大震災をきっかけに、非常用にミネラルウォーターを買い込んだ方は多いのではないでしょうか?
しかし通常のミネラルウォーターの賞味期限は1−2年。大震災直後に購入した場合、ちょうど賞味期限が切れている時期なのですよね。
ということで、昨日スーパーの食品売り場を見ていたら、ミネラルウォーターのコーナーにRESCUE WATERという商品がありました。非常用の水です。
このRESCUE WATER、賞味期限は2017年4月。買い換え回数は少なくて済みます。
さらにボトルには災害用情報も書かれています。こんな感じです。
裏はこんな感じ。
結局私はこの商品を買ってしまいました。
なぜ自分はこの商品を買ったのか、色々と考えてみましたが、コトラーの製品概念図で考えると整理できることに気がつきました。
コトラーは製品は三階層で出来ていると言っています。
中核的製品(製品の核):これは水そのものですね
実際的製品(製品の形態):これは黄色いパッケージ
拡大的製品(製品の付加価値):これは2017年までの賞味期限保証や、災害情報です
非常に興味深いことに、この商品の価値は水そのものに加えて、賞味期限と、災害情報を書いている容器なのですね。そしてその製品の付加価値(=拡大的製品)に対してお金を払っているわけですね。
アマゾンでもこの商品をまとめ買い出来ます。直接自宅に届けてくれるのはありがたいですね。