高城 剛著「2035年の世界」を読了しました。
高城さんが書かれたので、当初は技術面が中心だと思っていたのですが、実際には社会や人間のあり方までが書かれていて、とても参考になりました。
以下のセクションで構成されています。
セクション1:身体科学
セクション2:科学
セクション3:移動
セクション4:スタイル
セクション5:リスク
セクション6:政治
セクション7:経済
セクション8:環境
ここ1-2週間話題になっている「指数関数的に進化する人工知能は、人類にとって脅威になるのではないか」という点についても、高城さんとしての回答を出しておられます。
コンパクトな本ですが、今後20年間に起こる可能性がある事象についてポイントを押さえて幅広く概観できます。
今後の社会動向を考えて戦略の打ち手を考える立場にある方には、ご一読をお勧めします。