EOS 5D Mark IIIが発表されました。ニュース記事はここにあります。
2008/11発表のEOS 5D Mark IIから満を持すこと3年4ヶ月。
進化が速いデジカメとしては比較的間が空いています。
私は2009年年初にEOS 5D Mark IIを入手し使ってきました。高画質RAWデータで撮るとファイルサイズが数十MBになったりして、「画素数的には既にこれで十分かな」とも思っていました。
一方でなんと3630万画素という驚異的画素数をうたっているNikon D800も発表されていますので、EOS 5D Mark IIIでどの程度機能強化が図られるかも気になっていました。
では、どの程度進化したのでしょうか?
あくまでカタログスペックだけでEOS 5D Mark IIからEOS 5D Mark IIIへの進化を見ると、次の通りです。
画素数:約2110万画素→約2230万画素
ISO感度:100~6400(拡張25600)→100~25600(拡張102400)
連続撮影速度:最高約3.9コマ/秒→最高約6コマ/秒
メディア:CF/MicroDrive→CF/SDメモリーカード
重さ(本体のみ):約810グラム→約860グラム
他にもが画像処理エンジンがDIGIC 4からDIGIC 5+になり、高感度時のノイズ除去やレンズ光学特性補正が向上しているようです。
スペックだけを見ると、これまでのEOS 5D Mark IIがいかに完成されたカメラだったかが分かりますね。
実際にはMark IIでも画素数はもてあましていたので、画素数を追わない点は共感します。
一方の使い勝手の方は、実際に実機を触ってみたいところですね。